くらし 男女共同参画情報紙 アンサンブル

第45号
令和7年11月
発行:自治振興課

タイトルの“アンサンブル”は、フランス語で「一緒に」という言葉で男女が共に考えていく新しい未来のために、との想いが込められています。

■11月12日〜25日は「女性に対する暴力をなくす運動」期間
配偶者からの暴力は、人権を著しく侵害する重大な問題であり、少数の人だけが被害を受けているのではなく、多くの人が被害を受けています。
配偶者からの暴力は、外部からの発見が困難な家庭内において行われるため、潜在化しやすく、しかも加害者に罪の意識が薄いという傾向にあります。このため、周囲も気付かないうちに暴力がエスカレートし、被害が深刻化しやすいという特性があります。
飯能市では、性別を問わず、いかなる場合においても暴力を許さない社会認識の醸成と、暴力の根絶を目指し、「第6次飯能市男女共同参画プラン『飯能市DV防止基本計画』」に基づきDV防止啓発活動、相談事業を実施しています。「女性に対する暴力をなくす運動」期間においては、DV防止週間展を開催します。

■あなたのパートナーとの関係は大丈夫ですか?
暴力には、殴る・蹴るなどの「身体的暴力」、相手の嫌がることを言うなどの「精神的暴力」、外出や友達付き合いの制限や過剰な嫉妬などの「社会的暴力」、生活費を渡さないなどの「経済的暴力」、性的な行為を要求するなどの「性的暴力」、こどもに暴力を見せるなどの「こどもを巻き込んだ暴力」も含まれます。恋人間でおこる「デートDV」も問題になっています。

■DV防止週間展のお知らせ
(1)DV防止週間展示
期間:11月1日(土)〜27日(木)
内容:男女共同参画・DVに関連した図書等の紹介・貸出を行います。期間内に市立図しおり書館でパープルリボンをあしらった栞を配布します。
会場:市立図書館

(2)DV防止週間パネル展
期間:11月11日(火)〜25日(火)
内容:パネル「ドメスティック・バイオレンス」、「知っていますか?デートDV」の展示、DV防止に関連した啓発物の配架を行います。
会場:市民活動センター

(3)DV防止週間映画会
日時:11月22日(土)13時30分〜
上映作品:『朽ちないサクラ』(2024)
原作:柚月裕子(ゆづきゆうこ)
監督:原 廣利(はらひろと)
出演:杉咲 花(すぎさきはな)ほか
定員:50人
会場:市立図書館
※直接会場へ

■DV等の相談窓口
▽DV相談
・飯能市配偶者暴力相談支援センター
【電話】978-5085(土・日・祝日・年末年始を除く8時30分〜17時15分)

▽女性相談
・自治振興課
【電話】978-5085(土・日・祝日・年末年始を除く10時〜17時)

▽男性のための電話相談
・埼玉県男女共同参画推進センター
【電話】048-601-2175(毎月第1・3日曜日11時〜15時)

▽警察による、DV・ストーカー行為に関する相談
・飯能警察署生活安全課【電話】972-0110
・埼玉県警察本部広報課けいさつ総合相談センター【電話】♯9110
(ダイヤル回線および一部の電話の場合は【電話】048-822-9110)
※24時間受付(夜間および土・日・祝日・年末年始は当直対応)

▽DV相談プラス
・(一社)社会的包括サポートセンター
【電話】0120-279-889
男女を問わずDV相談プラスのホームページからメール、チャットの相談(外国語対応)を受け付けます。
※電話・メールは24時間受付

■男女共同参画関連事業のお知らせ
●埼玉県西部地域まちづくり協議会男女共同参画部会講演会
▽「男女で知る!『月経と更年期』それに寄り添う栄養ケア」
内容:月経と更年期について、医薬品卸で疾患啓発活動にも取り組む株式会社メディセオと株式会社タニタから講師を招き、不調が起こる仕組みやその対処法、栄養面・活動面から見たセルフケアなどに関することを女性だけでなく男性と共に学ぶ講演会です。
日時:12月20日(土)13時30分〜15時30分(13時開場)
会場:狭山市市民交流センター コミュニティホール
講師:
・入佐有紀(いりさゆき)氏(株式会社メディセオAR研修部 東日本ウィメンズグループ)
・西澤美幸(にしざわみゆき)氏(株式会社タニタ開発部 主席研究員)
定員:200人(申込順)
対象:所沢市、飯能市、狭山市、入間市、日高市に在住・在勤・在学の方
申し込み:11月17日(月)8時30分から電子申請または電話・ファクスのいずれかで自治振興課へ

問い合わせ:自治振興課
【電話】973-2626【FAX】974-6737【メール】[email protected]