くらし 人権コラム

■エイジズム
エイジズムとは、ロバート・バトラーが提唱した言葉です。狭義では「高齢者に対する年齢差別」を意味します。
日本は、超高齢化社会の急速な進行に伴い、高齢者の人権が侵害される事例が増加し、社会問題になっています。
この問題は、本来、人間の個性や能力は年齢で決められるものではありませんが、年齢への「固定観念」から差別へとつながっているものです。
高齢者は「経験は豊富だがITやAIを活用することが苦手」「新しい発想に乏しい」といった考えにより無意識に差別へとつながっているものです。
このような考えを払拭し差別を解消するには、他者の尊重やコミュニケーションスキルの向上が必須です。
一人ひとりの積極的な取り組みが期待されます。

問合せ:生涯学習課
【電話】0480-62-1223