- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県狭山市
- 広報紙名 : 広報さやま 2025年6月号
若い世代の成長を支える
秩父ミューズパークで行われた全国植樹祭は天皇陛下のご臨席を仰ぎ、盛大に開催されました。心配された天候も次第に回復し、雲の切れ間から光が差し込み、美しい山々と森、川、私たちの郷土は素晴らしい資源に恵まれていると実感しました。当日の司会は主に高校生。他にも、林業に携わる女性からは先人たちから引き継いだ森林資源を守り育てる仕事への誇りが力強く述べられました。若い世代が自分らしさを最大に表現し、躍動している姿は感動的でした。
大野知事は「活樹」を推進すると述べていました。以前、同じことを林業が盛んなときがわ町の町長さんから教えていただいたことがあります。「今の森は大半が40年以上経過した人工林。CO2を一番吸収するのは、成長が盛んな若い木。だから活用して、次の木を植える時期なんだ」とおっしゃっていました。
木も人間も若い世代がより大きく、伸びていくよう支えることが重要です。私も息子たちがこどもだった頃、森と川の大切さを教えるために入間川の源流を訪ねたことがあります。彼らはあの時のこと、覚えているのかなぁ。
狭山市長 小谷野剛
《市長の主な動き》
5/7・21…定例庁議
5/9…自治会連合会定期総会
5/16…埼玉県西部地域まちづくり協議会定例総会
5/20…埼玉県市町村教育委員会連合会総会
5/23…県との市長会議、狭山市スポーツ協会スポーツ賞表彰式
5/25…第75回全国植樹祭
5/28…奥富小学校創立150周年記念式典