- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県狭山市
- 広報紙名 : 広報さやま 2025年6月号
もうすぐ暑い夏がやってきます。気温や湿度の高い日が続くこれからの季節は、熱中症のリスクが高まります。熱中症について正しく理解し、対策をして夏本番の暑さに備えましょう。
■熱中症を防ぐ3つの備え
(1)屋内で
・食事や睡眠をしっかり取り、生活リズムを整える
・エアコンや扇風機で室温を適度に調節する
・喉が渇く前から小まめに水分補給をする
(2)屋外で
・天気予報を参考に、暑い日や時間帯の外出は避ける
・早めに水分補給を行う
・日傘や帽子を使い、涼しい服装をする
(3)体調不良と感じた時
・めまいや立ちくらみ、手足のしびれは熱中症の危険サインであると認識する
・涼しい場所に避難して、服を緩めて体を冷やす
・我慢せず周りの人に助けを求めるか、埼玉県救急電話相談♯7119(※)へ相談する
■こんな症状があったら熱中症かも
〇軽度
・めまい
・立ちくらみ
・筋肉痛
・手足のしびれ
・汗が止まらない
・気分が悪い
・ボーっとする
〇中度
・頭痛
・吐き気
・倦怠(けんたい)感
・虚脱感
・何となく意識がおかしい
⇒軽度・中度の場合は♯7119へ電話で相談する
〇重度
・意識がない
・けいれん
・体が熱い
・呼び掛けに対する返事がおかしい
・真っすぐに歩けない
⇒救急車を呼ぶ
「♯7119」
(※)埼玉県救急電話相談 24時間365日相談可能
ダイヤル回線、IP電話、県境の地域でご利用の場合は【電話】048-824-4199
■指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)を利用しましょう
「熱中症特別警戒アラート」が発表された際、暑さをしのぐための場所として、市内の冷房設備を有する施設を「指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)」として一般開放しています。今年から公共施設20施設に加え「そよら武蔵狭山」「そよら入曽駅前」の2施設を新たに指定しました。アラートが発表された際には、市公式SNSやメール配信サービスなどで情報発信されますのでご確認ください。
問合せ:健康づくり支援課へ
【電話】2956-8050