- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県羽生市
- 広報紙名 : 広報はにゅう 令和7年6月号
今年の夏は、参議院議員通常選挙が予定されています。選挙は政党や政治家のためにあるのではなく、「私たちのため」にあります。私たちのこれからの生活を決める代表者を選ぶため、「私たちのため」の投票に行きましょう。
■皆さんの一票を投票しましょう!
国や地方公共団体の予算や政策は、選挙で選ばれた人たちの承認を得て決定します。
下のグラフは、昨年の衆議院選挙における羽生市の年代別投票者数です。全国的な傾向と同様、市でも全投票者の7割以上が50歳以上であり、若者の意見が政治家に届きづらい結果となっています。
▽令和6年10月27日衆議院議員総選挙 年齢別投票者数
例えば、若い世代の人が選挙にいかなければどうなるでしょうか。その思いは政治に反映されにくくなり、熱心に投票する人たちの思いが注目されることになるかもしれません。棄権せず、あなたの貴重な一票を投じることは、本当に大切なことなのです。
■誰に投票していいかわからない
誰に投票したらいいかわからないときは、以下の方法で候補者などについて知ることができます。
(1)ホームページやSNS
候補者や政党のホームページ、SNSなどから政策、活動を知ることができます。中には動画を配信している候補者もいますので、イメージがしやすいです。
(2)ポスターやビラ
選挙運動期間中に掲示、配布されます。候補者の政見などを知ることができます。
(3)選挙公報
候補者の経歴や政見などを掲載した冊子。新聞折込で配布する他、市内の公共施設、市ホームページからも閲覧できます。必要な方には郵送しますので、選挙管理委員会にお問合せください。
(4)言論による選挙運動
街頭演説やテレビ・ラジオでの政見放送(選挙による)、公開討論会など、候補者自身の声で政見等を演説することがあります。
大切なことは、いろいろな候補者の考えを見て、聞いて、判断することです。棄権せず、一票を投じることで、「すべての世代が、ちゃんと見てるぞ」という姿勢を政治に届けましょう。
■投票日当日、用事があります
当日に仕事や用事がある方は、公示日の翌日から投票日の前日までの期間に設置される、期日前投票所で投票することができます。羽生市は、市役所庁舎の東側に設置します。
■移動手段が難しい
市が運営する「のりあいタクシー※」は、期日前投票所(市役所)を行先に利用できます。高齢の方などで移動が難しい方は、ぜひご検討ください。
※利用には、事前登録が必要です(登録完了まで約1カ月要)。土日祝日・年末年始は運休です。
また、要介護5の方や一定の障害者手帳をお持ちの方は、自宅から郵便で投票できる郵便投票制度を利用できる場合がありますので、選挙管理委員会にお問合せください。
■未来の有権者を育てる
総務省の調査によると、子どもの頃に親が行く投票について行ったことがある人の方が、ついて行ったことのない人と比べ、投票をした割合が20パーセント以上高くなることがわかっています。
法改正により、子どもも投票所へ入ることが可能になっています。未来の有権者を育てるため、親子で投票へ行きましょう。
問合せ:選挙管理委員会
【電話】内線232