くらし [特集] 深谷市の財政状況

■令和6年度(令和7年3月31日現在)の市の財政状況をお知らせします
市では、まちづくりのために、市民の皆さんに納めていただいた税金や市債(市の借入金)などを財源とし、効率的な財政運営に努めています。どのような事業にどのくらいお金が使われたかという『市の家計簿』ともいうべき財政状況を年2回に分けてお知らせしています。
今回は、令和6年度(令和7年3月31日現在)の財政状況をお知らせします。

《歳入》
予算額:677億9,706万円
収入済額:607億9,002万円
収入率:89.7%

▽収入済額(グラフ:収入率)

《歳入》
市税:市民の皆さんが納めた市民税や固定資産税など
地方消費税交付金:消費税のうち、地方分の交付金
地方交付税:行政サービスを維持するため、国から交付されたお金
分担金及び負担金:特定の事業の受益者などから受け取るお金
使用料及び手数料:施設の利用や証明書の発行などで市民の皆さんからいただくお金
国庫支出金:特定の事業を行うために国から交付されたお金
県支出金:特定の事業を行うために県から交付されたお金
繰越金:前年度の会計から繰り越されたお金
諸収入:貸付金の元利収入、競艇事業収入など
その他:財産収入など

《歳出》
予算額:677億9,706万円
支出済額:572億4,727万円
支出率:84.4%

▽支出済額(グラフ:執行率)

《歳出》
総務費:市役所の全般的な仕事の経費
民生費:こどもや高齢者など、さまざまな福祉分野に使われた経費
衛生費:ごみやし尿の処理などの経費
農林水産業費:農業などの振興に要する経費
商工費:商工業などの振興に要する経費
土木費:道路や下水道、公園などの経費
消防費:消防や救急の経費
教育費:小・中学校や公民館などの経費
公債費:借入金の返済金
その他:議会費や労働費など
※数値は表示金額未満を四捨五入しているため、合計額と一致しない場合があります。
※3月31日現在の数値は、出納整理期間(4月1日~5月31日)が設けられている関係で、決算額とは一致しません。

◆市民の皆さんが納めた税金の内訳

◆特別会計

◆企業会計

◆3月末現在の市債現在高
705億5,215万円
一般会計:418億2,201万円
国済寺土地区画整理事業特別会計:9億6,213万円
水道事業会計:110億1,938万円
下水道事業会計:167億4,863万円

◆市有財産(3月末現在)
土地:325万2,284平方メートル
建物:39万4,562平方メートル
基金(行政振興基金など):320億5,825万円
出資による権利(埼玉県信用保証協会出えん金など):114億9,075万円
有価証券(テレビ埼玉ほか株券):7,635万円
債権:2億5,869万円
※上記のほか、地上権などの財産も保有しています。

令和6年度は、第2次深谷市総合計画後期基本計画の基本方針である『誰一人取り残さない みんながうれしい ふかや』の実現に向けて、各施策の推進をさらに加速させてまいりました。
教育・子育ての分野では、令和8年4月に開園予定の幼稚園・こども館複合施設の整備や、市立中学校体育館へのエアコン設置に向けた準備を進めるなど、誰もが安心して学び、育てることができる環境を整えてまいりました。
福祉の分野では、福祉に関する複合的な課題を抱えた市民に対し、関係機関などと相談者をつなぐ『ふくしの窓口』を開設し、課題の解決に向けて、福祉サービスのコーディネートを行いながら、伴走型の支援体制を整備いたしました。
さらに、防犯の分野にも積極的に取り組んでおり、高齢者の暮らしを守る防犯対策補助制度を導入し、安全・安心なまちづくりを進めてまいりました。
また、歴史的な日となった、7月3日の新1万円札の発行に合わせて関連事業を実施し、たくさんの市民の皆さんと喜びを分かち合うこともできました。
令和7年度は、第2次深谷市総合計画後期基本計画に基づく各施策を着実に推進し、確かな成果に結びつけてまいります。

深谷市長 小島 進