くらし 【特集】備(そな)えてる?備(そな)えてない?(1)

◆こんなとき、どうする?
◇雨の様子が気になる日…わたしのまちは、どうだろう?
雨の音が大きくなって、風が少し強くて。
家の前の道、水がたまってきているような…。
そんなとき、どうすればいい?
あわてず過ごすための、ちいさな準備を。

◇まずは、適切な情報収集!
テレビやSNSを見ていると、なんとなく不安になることも。
そんなときは、市からの発信もいっしょにチェックして、落ち着いて動ける準備をしておきましょう。

[1]草加市からの情報、受け取れる?
いざというとき、冷静に動けるように。
情報を受け取る準備は、日ごろから少しずつ。
「防災草加」アプリでは、次のことができます。

(1)災害や気象に関する情報を受け取れる
通知設定をしておけば、緊急情報について、音声つきの通知で届く場合もあります。

(2)避難所までのルートがわかる
現在地から選んだ避難所までのルート検索ができ、避難所の開設時に、通知が届きます。

(3)地図上で浸水リスクが確認できる
河川ごとの浸水想定区域を、地図上でわかりやすく表示。身の周りのリスクを、事前に確認しましょう。

自分に合った方法を選びましょう
アプリのほかにも色々な方法があります!

[2]水が入ってきそう…そんなときは土のうが役に立つ。
大雨のとき、玄関や駐車場などに水が入りそうだと思ったら、“土のう”が役に立ちます。市では、これまで消防署での配布を行ってきましたが、今年度からは一部の公園にも“配布拠点(※通称:土のうステーション)”を設けて順次拡大していきます。利用できる場所・方法は、市のホームページからご確認ください。
※土のうとは、袋に川砂を詰めたもので、水の侵入を防ぐための応急資材です
「家で簡単に作れる“水のう”の作り方も紹介してるニャ!」

[3]安全を確保するなら まずは“自宅の中”から
不安に感じたとき、まずは自宅の中で安全を確保することが基本です。草加市では2階以上まで水が上がる可能性は低いため、無理に外へ避難しようとせず、状況に応じて判断してください。近くの高い建物や親せき、知人宅への避難も有効です。
「迷ったらまずは2階へ!」

◆そういえばいつも通る道、水につかってないかな?
雨の影響が出やすい場所に、「浸水センサ」を設置しています。雨による浸水のようすをリアルタイムで確認できるため、不安に感じたときの判断材料として、ご活用ください。

◆不安なとき、頼れる情報はどこにある?
避難所が開設されているかどうかは、防災アプリや市ホームページ、防災無線などで確認できます。こうした情報を参考にしながら、自分のいる場所や状況にあわせて、落ち着いて行動することが大切です。