- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県和光市
- 広報紙名 : 広報わこう 令和8年1月号
和光市で、今をトキメク、トキメキを提供する仲間たち
◆かつお節 と だし素材の専門店「かつをぶし池田屋」
味だけではなく文化も伝えていきたい
私たちの和光市で今をトキメク商店や事業所。今回は、鰹節と天然だし素材の専門店であり、だしソムリエ・かんぶつマエストロのいる「かつをぶし池田屋」さんの紹介です。
かつをぶし池田屋さんは、専務である池田慎太郎さんの祖父が1978年に戸田市で創業しました。事業拡大にともない、高島平(板橋区)を経て1990年に和光市に移転してきました。池田さんは、小さなころから祖父と父の手伝いをしており「将来は家業を継ぐ」と小学生の頃から決めていたと言います。高校・大学と進学してもその気持ちは変わらず、一度民間企業でマネジメントを身に付けたのち、2017年から家業を継ぐため父のもとで乾物のイロハを学んでいます。
お店に並ぶ鰹節は、鹿児島県枕崎市や指宿市のものを中心に、その時の状態を見極て厳選したものばかりで、市内の学校給食でも30年前から使われています。「良いものをしっかりと提供していれば、食べ比べなくても“これは池田屋の鰹節だ”と分かってもらえる」と池田さんは意気込みます。
昔は当たり前のようにどの家庭にもあった一本の鰹節と削り器。だしを取ることも、ごく普通のことでしたが、今では少し特別なことになりつつあります。だからこそ、池田さんは、市内の小学校で「だし講座」を数年前から続けています。「こどもたちが本当のだしを知る機会に触れることで、日本の古き良き食文化を次の世代に伝えたいです。食育にもなりますしね。今では『池田屋さんの鰹節がおいしい』と言ってお店で鰹節を選ぶこどもを見るのが、何よりも嬉しいです。」と笑顔で話す池田さん。
最後に、今後の展望について伺いました。「だしを取ることが大変だと思っている人が多いので、その意識を変えられるような商品開発や情報発信をしていきたいです。だしパックを使えば手間がかからないし、味と香りはすごく良いので、簡単なところから始めてもらえたら。将来的には、市内に住む人たちが、だしを取った料理で健康になれる『だしのまち』にしたいです。乾物のいい香りが広がるお店に、ぜひ遊びに来てください」
「かつをぶし池田屋」
白子3-18-17【電話】468-3271
定休日:土・日曜日、祝日
営業時間など、詳細はHPまたはInstagramから
問い合わせ:秘書広報課 シティプロモーション担当
【電話】424-9091
