- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県富士見市
- 広報紙名 : 広報富士見 令和8年1月号
■越後 陽斗(はると)さん(卓球)
◇楽しさが強さの秘訣
昨年開催された2つの全国大会に出場したのは、市内の卓球団体「K and Mジュニア」に所属する越後陽斗さん(勝瀬小6年)。卓球との出会いは、5歳のころで、市内の児童館で両親と遊びでやったのが始まり。小学1年生で本格的に卓球を始めた原点は「楽しい」という純粋な気持ちだった。3年生になるころには、全国大会出場を視野に入れるほど真剣に卓球と向き合うようになったが、その芯には変わらず「楽しさ」が息づいている。
「K and Mジュニア」に入団後、一気に才能が芽吹き、実績を積み重ねた。実績の裏には並外れた努力がある。腹筋などの基礎トレーニングを毎日続け、下半身を鍛えるサーキットトレーニングも欠かさない。コーチの話を素直に吸収する姿勢も印象的で、謙虚さこそ技術を伸ばす最大の原動力だ。卓球は、額に滴る汗が止まらないほど過酷なスポーツだが「大変だと思ったことはない。ただ卓球が楽しい」と笑う。その言葉が、強さの秘訣を物語っている。
◇感謝を力に変えて、次のステージへ挑む
全国大会の舞台に立ったときは嬉しさで胸が躍った一方、勝負どころで攻め切れなかった悔しさも残った。5年生の全日本卓球選手権大会(ホカバの部)埼玉県予選で敗れた瞬間は、さらに心に刺さった。しかし、そこで終わらないのが彼の強さだ。すぐに気持ちを切り替え、8月の全日本卓球選手権大会(カデットの部)埼玉県予選では堂々の3位に入賞し、代表の座を自らの手で勝ち取った。卓球を通して「物事を解決する力がついた」と語る。試合中の判断力だけではなく、日常でも自分で考え、行動する力が備わってきたのであろう。その成長の裏には、指導してくれる先生やコーチへの深い感謝がある。「自分が強くなることで恩返しがしたい」と真っすぐ語る姿は、まさにアスリートそのものだ。一緒に練習する仲間、支えてくれる両親への感謝も忘れない。次なる目標は「中学1年生で全国中学校卓球大会に出場すること」と語る。感謝と努力、そして楽しさを武器に、越後さんの挑戦はこれからも続いていく。
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