くらし 【特集】心の輪を広げよう
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- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県坂戸市
- 広報紙名 : 広報さかど 2025年12月号
■12月3日~9日は障害者週間
障害者週間とは、広く障害者の福祉についての関心と理解を深め、障害者が社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に積極的に参加する意欲を高めることを目的とした週間です。この機会に障害のある人もない人も、互いにその人らしさを認め合いながら、共に生きる社会(共生社会)について考えましょう。
■埼玉県思いやり駐車場制度にご協力をお願いします
◆埼玉県思いやり駐車場制度とは
障害のある方や要介護状態の方、妊産婦の方など、歩行が困難と認められる方に「利用証」を交付し、公共施設や商業施設などに設置されている「車椅子使用者用駐車区画」及び「優先駐車区画」の適正利用を推進する制度です。
◇利用証は3種類
ルームミラーに掛けて、車外から見える場所に掲示してください。
・車椅子使用者用
車椅子使用者用駐車区画
・その他障害者、要介護者等用
・妊産婦、けが人用
優先駐車区画
◇利用証申請方法
電子申請・郵送申請:埼玉県福祉政策課
窓口申請:市役所
(1)障害者・難病患者:障害者福祉課
(2)高齢者:高齢者福祉課
(3)妊産婦:こども支援課・こども家庭センター
(4)けが人等:(1)~(3)の窓口のいずれか
交付対象者:障害者手帳の等級や要介護度等で交付対象者が定められています。詳しくは、市又は県のホームページをご覧ください。
◎詳しくはこちら
※二次元コードは本紙P.2をご覧ください。
■ヘルプマーク・ヘルプカード
◎おもいやりのある行動を
私たちは日常の中で多くの方々に接しています。その中に、外見で分からなくても、義足や人工関節を使用していたり、難病を患っていたり、妊娠初期であったりするなど、配慮を必要としている方がいます。ヘルプマーク・ヘルプカードは、そのような方が身に着けることで、援助や配慮を必要としていることを周囲に示すことができるマークです。
◆ヘルプマーク
付属シールに氏名・緊急連絡先・手助けしてほしい内容などを自由に記入して、ヘルプマークの裏面に貼ることができます。
◆ヘルプカード
氏名・緊急連絡先・手助けしてほしい内容・かかりつけ医療機関などをカードに記入して持ち歩くことができます。
・状態把握ができない場合があります
・義足や人工関節を使用しています
・難病を抱えています
■障害者差別解消法
行政機関等及び事業者に対し、正当な理由なく、障害を理由に入店を断ったり、利用を制限するなどの「不当な差別的取扱い」を禁止した法律です。申出があった場合に「合理的配慮※の提供」を求めることなどを通じて、「共生社会」を実現することを目指しています。
※障害のある方の申出に応じて、社会参加に支障のないよう必要な配慮を行うことです。
◆合理的配慮の具体例
◇01
障害のある人からの申出:飲食店で車椅子のまま着席したい。
申出への対応:物理的環境への配慮(例:肢体不自由)
机に備え付けの椅子を片付けて、車椅子のまま着席できるスペースを確保する。
◇02
障害のある人からの申出:難聴のため筆談によるコミュニケーションを希望したが、弱視でもあるため細いペンや小さな文字では読みづらい。
申出への対応:意思疎通への配慮(例:弱視難聴)
太いペンで大きな文字で筆談を行う。
■ご存知ですか?障害者に関するマークの一例
街中で見かける障害者マークには、それぞれ大切な意味があります。
意味を知り、思いやりと配慮の気持ちを持ちましょう。
◆障害者のための国際シンボルマーク
障害者が利用しやすい建物、施設であることを明確に表すための世界共通のシンボルマークです。
◆身体障害者標識
肢体不自由であることを車に表示するマークです。
◆聴覚障害者標識
聴覚障害者であることを車に表示するマークです。
◆盲人のための国際シンボルマーク
視覚障害者の安全やバリアフリーに考慮された建物、設備、機器などに付けられているマークです。
◆耳マーク
聞こえが不自由なことを表す、国内で使用されているマークです。
◆ほじょ犬マーク
盲導犬、介助犬、聴導犬などの身体障害者補助犬同伴啓発のためのマークです。
◆オストメイトマーク
人工肛門・人工膀胱を造設している人(オストメイト)のための設備(トイレ)があることを表すマークです。
◆ハートプラスマーク
身体内部に障害があることを表すマークです。
※詳細は本紙P.3をご覧ください。
問合せ:障害者福祉課
【電話】内線417
