子育て ストップ!児童虐待 ~11月は児童虐待防止月間~

児童虐待問題に対する社会的関心の喚起を図るため、こども家庭庁では、毎年11月を「オレンジリボン、児童虐待防止推進キャンペーン」期間と定め、児童虐待防止の推進を行っています。

■児童虐待とは
保護者や養育者が、子ども(18歳未満)の心や体を傷つけ、健やかな成長や人格の形成に重大な影響を与える行為をいいます。虐待は、子どもに対する著しい人権侵害です。
親が「しつけ」と思っていることでも、現実に子どもの心や体が傷つくことであれば、それは「虐待」です。

■児童虐待の4つの分類
▽身体的虐待
殴る、蹴る、叩く、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、首を絞める、拘束するなど

▽性的虐待
性的行為、性的行為の強要、性的行為を見せる、ポルノグラフィの被写体にするなど

▽ネグレクト
家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する、病気になっても病院に連れて行かないなど

▽心理的虐待
言葉による脅し、無視、きょうだい間での差別的扱い、子どもの目の前で家族に対して暴力をふるう(ドメスティックバイオレンス:DV)など

■子育てに悩んでいませんか?
子育ては楽しいことばかりではなく、つらいことや大変なこともあります。子どもは思いどおりにならないですし、子育てには不安がつきものです。「子どもが言うことをきかず、いつもイライラしている」、「思うようにいかず、つい子どもを叩いたり、怒鳴ったりしてしまう」など、困ったときはひとりで悩まず、気軽に相談してください。

■児童虐待(疑いを含む)を発見したら…
虐待を受けている子どもとその保護者は、サインを発していることがあります。

▽子どもからのサイン
・あざ、きずが絶えない
・極端に痩せている、衣類や体がいつも汚れている
・繰り返し泣き声が聞こえる など

▽保護者からのサイン
・頻繁に怒鳴り声が聞こえる
・いつもイライラした様子で子どもに暴力を振るっている
・幼い子どもを家に残したまま外出している様子がある など

地域の中で「気になる親子」や「おかしいな」、「虐待かも」と感じたら、迷わず以下の相談先に連絡をしましょう。通告者の名前など、秘密は守られます。

■相談先
・こども支援課こども家庭センター【電話】42-8457、平日のみ(8:30~17:15)
・越谷児童相談所【電話】048-975-4152、平日のみ(8:30~18:15)

▽命の危険性があるなど、緊急性が高い場合
・幸手警察署【電話】42-0110

▽夜間休日の際
児童相談所虐待対応ダイヤル【電話】189(いちはやく)
※一部のIP電話からは繋がりません。

問合せ:こども支援課
【電話】42-8454