文化 ~守り伝えよう~みんなの文化財 郷土資料館特別展 幸手の宝もの 市指定文化財大集合!!

昭和47年(1972)3月に当時の幸手町は地域の文化財を守るため、文化財保護条例を施行しています。この条例に基づき、今から42年前の昭和58年(1983)3月24日、橘守部の書やマリア地蔵など合計11件の文化財が、はじめて幸手町の指定文化財として指定されました。
それから42年の歳月がながれましたが、令和7年(2025)3月現在では、合計35件の文化財が指定されています。
文化財は、昔の人たちの暮らしや知恵、伝統を今に伝える宝物です。

■特別展について
令和7年度の郷土資料館の特別展では、幸手市が誇る市指定文化財を紹介します。
今回の特別展では、これら市指定文化財のうち、有形文化財を中心に紹介し、市民をはじめ多くの人に郷土の歴史に対する認識を深めていただきたいと思います。
普段あまり目にすることがない文化財を間近で見学できるチャンスです。この機会にぜひご覧ください。
文化財は、単なる過去の遺物ではありません。それは、幸手のアイデンティティを形づくる「生きた資源」であり、私たちの暮らしや学び、そして地域づくりに活かすことができる存在です。今回の展示を通じて、文化財の持つ魅力と価値を再発見し、幸手の未来へとつなげるきっかけとなれば幸いです。

▽文化財の種別
文化財は、有形文化財(建造物や美術品、古文書など形あるもの)、無形文化財(祭りや行事など形のない文化)、記念物(歴史的、学術的に価値のある遺跡)に分類される。

展示期間:11月1日(土)~令和8年1月25日(日)
開館時間:9:00~17:00
休館日:月曜日(祝日の場合は開館し、翌日が休館)、年末年始
場所:幸手市郷土資料館(下宇和田58-4)

問合せ:郷土資料館
【電話】47-2521