- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県鶴ヶ島市
- 広報紙名 : 広報つるがしま 令和7年12月号
あなたや家族が、ある日突然“被害者”になってしまうことは、決して他人ごとではありません。市内でも住宅対象侵入窃盗を中心に、刑法犯認知件数が増加しています。市民の皆さん・警察・行政が連携して、「被害を防ぐ」「見守る」「被害後に支える」取り組みを進め、犯罪のないまちを目指しましょう。
1【防ぐ】特殊詐欺をなくすために―電話に出ないための取り組みが最大の防御―
県内の特殊詐欺は、令和7年1月から8月までで前年比233件増の1201件、被害額は前年比約24億3300万円増の約52億300万円と、大幅に増加しています。市内でも、特定の地域に被害が集中する傾向や、一件当たりの被害額が多額であることなどから、1月から8月末までで前年比13件増の19件、被害額は前年比約1500万円増の約3300万円と、増加しています。
▽被害を防ぐ効果的な方法
・電話に直接出ない
→留守番電話にして相手の声を確認する、知らない番号はすぐ出ない習慣をつけましょう。
・通話録音機能の活用
→通話録音機能付き電話やスマートフォンアプリを活用すれば、相手の言動の記録が残り、家族・警察への相談がしやすくなります。
・家族でルールを決める
→「家族外の人から『今すぐ現金を』と言われたら必ず家族に確認する」などの合言葉を決めましょう。
▽市の取り組み
・地域防犯推進委員による青色防犯パトロール車の市内巡回(巡回・放送での注意喚起)
・国際電話の解約支援(被害の多くは海外発の国際電話を経由するため、希望者への通信会社手続き支援)
国際電話の解約支援はこちら(本紙8ページにQRコードを掲載しています)
▽地域の取り組み
・「電話にすぐ出ない・お金の話はしない」を合言葉に、地域であいさつや声かけを日常的に行いましょう(不審な行動への気づきや早期対応が可能になります)
・「ながら防犯」で、地域の目を増やす(生活の身近なところで犯罪が発生することが多いため、買い物をしながら、散歩をしながら、草花の手入れをしながらなど、ながら防犯で地域を見守ります)
2【見守る】防犯カメラの設置―地域ぐるみで“見守りの目”を増やす―
▽防犯カメラの有効性
県の統計でも、窃盗や侵入・車上ねらいなどの発生率が依然高い水準にあり、犯罪抑止力の面での防犯カメラの効果が確認されています。市では今年度、市内道路・公園計20か所に防犯カメラを設置します。
[設置場所]
・若葉駅西口駅前広場4台
・若葉駅西口自由広場2台
・富士見中央近隣公園2台
・脚折近隣公園2台
・鶴ヶ島南近隣公園2台
・鶴ヶ島市運動公園5台
・鶴ヶ島グリーンパーク3台
▽自治会などへの補助
自主的な防犯活動を支援するため、街頭防犯カメラの設置費用の一部を補助します。
対象:自治会や商店会
補助内容:設置経費の2分の1まで(1団体最大40万円)
要件:
・犯罪防止を主な目的として、特定の場所を継続的に撮影するために設置(公共の場所が2分の1以上を占める)すること
・運用ルール(映像の保管期間・閲覧手順・プライバシー配慮)を自治会などで明確化すること
・万が一のときは、警察への情報提供などへ同意いただけること
3【支える】犯罪被害者の救済―被害を受けた方を孤立させないために―
▽市民・事業者の方へのお願い
犯罪被害者の負担軽減のために、社会・地域全体で支えていくことが大切です。犯罪被害者などが再び平穏な生活を送ることができるよう、支援の必要性、置かれている状況への理解をお願いします。
▽市の取り組み
市では「犯罪被害者等支援条例」を整備し、被害に遭われた方およびご家族への支援(見舞金、生活相談など)を行っています。
・見舞金の支給
→犯罪行為により死亡した方の遺族および障害を負った方に対し見舞金を支給します。
・相談情報提供
→相談のほか、関係部署との連携・調整を行います。
・相談先
→生活環境課(相談窓口)、彩の国犯罪被害者ワンストップ支援センター
【電話︎】0120・735・001
~犯罪のないまちづくりのために~
犯罪は、私たち一人ひとりの心掛けや対策によって、被害を防ぐことができるものも多くあります。一人ひとりの防犯意識が、自分や家族を守るだけでなく、犯罪に強い地域をつくることに繋がっていきます。犯罪を決して許さず、地域の団結を強め、地域ぐるみの積極的な防犯活動にご協力をお願いします。
問合先:生活環境課交通安全・防犯担当
