- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県三芳町
- 広報紙名 : 広報みよし 令和7年11月号
9/26(金)、東京2025デフリンピックの開催50日前に東京2025大会PRカーが三芳町役場に来庁。マレーシア選手団にエールを送る「マレーシア応援タオル」を掲げ、デフリンピックの開催に向けて機運の醸成を図りました。応援タオルは選手団のユニフォームにもデザインされているマレートラがモチーフになっています。「デフリンピック応援サポーター」(本紙P5参照)入会でプレゼント!
いよいよ11月15日(土)から開幕する東京2025デフリンピック大会。日本で初めて開催されるデフリンピックで、100周年の記念となる大会です。
三芳町はマレーシア・ペタリングジャヤ(PJ)市との姉妹都市の絆から、同市の出身のろう者でアーティストのリム・アヌア氏を招いて、共生社会を推進し、デフリンピックを応援するアートを制作しています。
また、三芳町は東京2025デフリンピック大会のマレーシアのホストタウンになっており、11月4日(火)からデフリンピアン達がキャンプを実施します。
今回の特集は「エールでつながるデフリンピック」。またとないこの機会にデフリンピアンにエールを送り、デフリンピックを目一杯楽しみましょう。
■共生社会推進シンボルアート制作中!
姉妹都市ペタリンジャヤ市との友情を深め、2025年東京デフリンピック大会を応援し、芸術を通じて共生社会を推進することを目的として制作中。11/9(日)にお披露目予定(本紙P8参照)。
■バティックアーティスト
Lim Anua(リム・アヌア)さん
ペタリングジャヤ市生まれのろう者でバティックアーティスト。「バティック」は模様部分を蝋で防染して染めるマレーシアの伝統的な染色法で、リム氏はこの図柄を基にした壁画なども制作しています。
■CHECK デフリンピックとは?
「耳が聞こえない」という意味のデフ(Deaf)とオリンピック(Olympic)でデフリンピック。
オリンピックと同じように4年に1度、夏季大会と冬季大会が2年ごとに交互に開催されます。
○パラリンピックより歴史が古い!?
デフリンピックの起源は、パラリンピック(1960年)より古い「国際サイレント大会」(1924年)。パリオリンピックの社会的関心の高まりを活用して、同年に同じパリで開催された、ろう者のためのスポーツ大会です。東京2025デフリンピック大会は、100周年の記念すべき大会となります。
○音の代わりに視覚で知らせる!
競技上に必要な音声や審判の合図を選手に知らせるために、フラッシュランプや旗を使用するなど、視覚的な工夫をした競技環境が整えられています(本紙P5参照)。
○東京2025デフリンピック応援隊
大会を応援する地方自治体等のキャラクターが加入しています。三芳町の「みらいくん」、「のぞみちゃん」も応援隊のメンバーで、色々なイベントに出席して大会を盛り上げます。
■TOKYO 2025 DEAFLYMPICS
マレーシアのデフリンピック選手を応援しよう!
11/15(土)から開幕するデフリンピック。三芳町は姉妹都市としても交流のあるマレーシアのデフスポーツ協会(MSDeaf)と協定を結び、ホストタウンとなっています。選手団は11/4(火)~14(金)に町内や周辺施設で事前キャンプを実施予定です。この機会にぜひマレーシアの選手たちを応援してください!
◆POINT01
三芳町はマレーシアのホストタウン!
令和5年、マレーシア・デフスポーツ協会と協定を結び、全国初のデフリンピックのホストタウンとなった三芳町。陸上・バドミントン・空手・ボウリングの選手たちが町や周辺地域の施設でトレーニングを行うほか、子どもたちや住民の皆さんとの交流事業(本紙P7参照)も実施します。この機会にぜひ応援や交流を楽しんでみてはいかがでしょうか。
○TOPICS
子どもたちと選手の交流で未来をつくる!
事前キャンプの期間中、マレーシア選手たちが町内小中学校を訪れ、競技のデモンストレーションや子どもたちとの交流を行います。また、小中学生を対象にした現地での観戦ツアーも実施予定。デフリンピックを通して、未来を担う子どもたちが共生社会や心のバリアフリーについて考えるきっかけとなることを期待しています。
◆POINT02
音のない世界で競う デフリンピック競技のひみつ
デフリンピック競技のひみつデフリンピックでは、選手たちが視覚的に情報を得たり、音のない中でチームメイトとコミュニケーションをとるなど、独自の工夫がたくさん。
ここでは、マレーシアの選手が出場する4つの競技について紹介します。
○陸上 Athletics
スタートの合図を光で知らせる「スタートランプ」を使います。選手の視線にランプを配置することで、スムーズなスタートが切れます。
○ボウリング Bowling
選手への試合開始・終了の合図は音声ではなく、モニターへの投影などで行われ、視覚的に情報を伝える工夫がされます。
○空手 Karate
組手で技が決まったときの試合終了の合図は、ライトが点灯することで選手にわかりやすく伝える工夫をしています。
○バドミントン Badminton
パートナー同士の協力が大切なダブルスでは、連携確認に多くの時間を費やし、スムーズなローテーションを実現しています。
参考:東京2025デフリンピックホームページ
◆CHECK 三芳andマレーシア交流の歩み
三芳町とマレーシアの交流が始まったきっかけは、1989年にペタリングジャヤ(PJ)市と東入間地区の青年会議所が姉妹提携を行ったことでした。これからも未来へ向けて多くの絆をつないでいきます。
平成24年
・町内中学生のマレーシア派遣開始
平成29年
・PJ市国際フォークロアフェスティバルに初参加
・PJ市と三芳町姉妹都市を提携
令和5年
・デフリンピックの全国初のホストタウンに
令和7年
・デフリンピック事前キャンプ受け入れ
◆みんなで応援しよう! マレーシア
○覚えて応援しよう!国際手話
マレーシア選手にも伝わる国際手話を覚えて応援しよう
・頑張れ
・マレーシア
・拍手
※詳しくは本紙をご覧ください。
○デフリンピック応援サポーター募集中
町では、マレーシアのホストタウンとして応援サポーターを募集しています。イベントや現地応援を通じて選手たちと交流し、デフリンピックを盛り上げましょう!
入会費:
・個人…一口2000円
・団体…一口10000円
入会特典:
(1)オリジナルタオル
(2)町が企画する観戦ツアーにご招待(入場料無料)
申込み:11月14日(金)までに二次元コードから申し込み。
入会して応援タオルを手に入れよう!
