くらし かみかわ町長コラム

◆神川町合併20周年を迎え~進む人口減少、少子高齢化~
神川町長 櫻澤晃
合併時(2006年4月)の人口14,792人に対し、現在2025年4月は12,700人で20年間に2,092人減少しました。1年平均で約105人減少しています。主な理由は、出生数の大幅な減少(20年前年間約100人から50人)に対し、死亡者数の増加(20年前年間約150人から200人)、そして若者の転出数も増加しています。そしてこのような状況は他自治体でも共通の傾向です。
高齢化の進行についても、高齢化率は20年前約19%から現在は34%となり、高齢者人口も約2,900人から約4,300人と増加しています。特に一人暮らし高齢者数の増加が顕著です。
また、これらに加え経済の停滞や共稼ぎ世帯の増加、核家族化の進行、未婚、晩婚化、非正規雇用の増加など、現在や将来(特に社会保障)に不安をもつ人が多くなっています。
これらの現状を把握、分析し、課題を整理し、町民の皆さんが将来にわたって夢や希望をもち、神川に住んでいて良かったと思える町にするため、町民の皆様や地域の皆様と力を合わせ、全力で諸施策を推進してまいります。