くらし 外来生物に注意

近年、市内全域で外来生物が確認されています。これらの外来生物は繁殖力が非常に強く、一度定着してしまうと駆除が困難で、生態系や農業へ悪影響を与える恐れがあります。特に、ナガエツルノゲイトウ、オオキンケイギク、セアカゴケグモは特定外来生物に指定され、法律で栽培・飼育・運搬・販売などが原則禁止されています。

○ナガエツルノゲイトウ
主に水辺で繁殖。4月から10月に開花し、茎の断片からでも根を出す。

○オオキンケイギク
空き地や道路脇で繁殖。5月から7月にコスモスに似た黄色の花が咲く。

○アメリカオニアザミ
空き地や道路脇で繁殖。7月から10月に開花し、固く鋭いとげがある。

○セアカゴケグモ
人工物の物陰や隙間に営巣。メスは毒があり、かまれると激しく痛む。

所有する敷地内で見かけたら、次のような方法で駆除しましょう。
◇外来植物の駆除方法
・駆除するときは軍手や革手袋などを装着する
・種ができないうちに刈り取るか、根を残すことなく引き抜く
・種が落ちないように袋の中で枯らす
・剪定枝などと合わせて資源物として排出すると拡散してしまう恐れがあるため、必ず可燃ごみとして排出する

◇セアカゴケグモの駆除方法
・セアカゴケグモは靴で踏みつぶすか、家庭用殺虫剤を吹きかける
・卵のうは殺虫剤が効かないため、靴で踏みつぶす

問い合わせ:環境保全課
【電話】245-5195【FAX】245-5557