- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県千葉市
- 広報紙名 : ちば市政だより 令和7年7月号
熱中症は、気温などの環境条件だけでなく、体調や暑さに対する慣れなども影響して起こります。
気温がそれほど高くない日でも、湿度が高い日や風が弱い日、体が暑さに慣れていない時は注意が必要です。
詳しくは、「千葉市 熱中症対策」で検索
■熱中症を予防するには?
◆暑さを避ける
▽住まいなどの工夫〜屋内の温度や湿度に注意!〜
・扇風機やエアコンを使い、温度を調節する
・遮光カーテンやすだれを利用する
・風通しを良くする
▽屋外での注意点〜直射日光に注意!〜
・日傘や帽子、通気性の良い涼しい衣服を着用する
・日陰を利用、こまめな休憩をする
・晴天の昼下がりはなるべく外出を控える
・冷却グッズを活用する
▽水分の補給
・屋内でも、屋外でも、のどの渇きを感じていなくてもこまめに水分補給をする
・大量に汗をかいたら塩分も補給する
*持病がある方の水分・塩分の摂取量は、かかりつけ医の指示に従いましょう
▽特に注意しましょう
・晴れた日は、地面に近いほど気温が高くなるため、車いすの方、幼児、ペットはより暑い環境にいます
・幼児は、体温調節機能が十分発達していないため、注意が必要です
・高齢者は、温度や湿度に対する感覚が弱くなるため、屋内でも熱中症になりやすいです
■熱中症の救急搬送状況(2024年5月から9月調べ)
昨年市内では663人の方が熱中症で救急搬送されました。救急搬送された人の半数以上は、高齢者以外の方でした。また、熱中症の発生場所は、住居が210人で一番でした。
年齢や屋内・屋外に関わらず、熱中症に注意しましょう。
◇年代別救急搬送状況
・18歳未満 83人(12.5%)
・成人(18歳から64歳) 279人(42.1%)
・65歳から69歳 28人(4.2%)
・70歳から79歳 116人(17.5%)
・80歳から89歳 127人(19.2%)
・90歳以上 30人(4.5%)
◇発生場所別救急搬送状況
・住居 210人(31.7%)
・道路 147人(22.2%)
・公衆(屋外) 112人(16.9%)
・仕事場 93人(14.0%)
・公衆(屋内) 43人(6.5%)
・その他 10人(1.5%)
救急車を呼ぶか迷ったら、「千葉県 #7119」で検索
■クールスポットでひとやすみ
熱中症警戒アラートなど発表時は、外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。また、外出する際は、暑さから一時的に避難できるクールスポットをぜひご利用ください。
詳しくは、「千葉市 クールスポット」で検索
問い合わせ:
健康推進課(健康への影響について)【電話】245-5223【FAX】245-5659
脱炭素推進課(暑さ対策について)【電話】245-5199【FAX】245-5557
救急課(救急搬送について)【電話】202-1657【FAX】202-1659