くらし 財政事情の公表

毎年5月と11月に市の財政事情を公表しています。

■1.令和6年度一般会計決算の概要

〔収支の差し引き額(27億2,867万円)〕
令和7年度へ繰り越した事業を除く実質収支額は、15億8,700万円の黒字となり、このうち3億円は令和7年度会計へ繰り越し、残る12億8,700万円は不測の事態に備え、財政調整基金へ積み立てました。

◇歳入(558億461万円)
歳入については、企業の設備投資に伴い固定資産税が2億1,219万円の増となったことで、市税全体では前年度を1億8,147万円上回る224億4,374万円となり過去最高の税収となりました。
また、近年の物価上昇による市民の負担を軽減するための定額減税の実施に伴う定額減税減収補填特例交付金の増などにより、地方特例交付金が6億3,370万円の増収となったものの、庁舎建設基金繰入金の減などにより、繰入金が37億8,175万円の減収となりました。
この結果、歳入の決算額は、前年度比16億4,658万円、2.9%減の558億461万円となりました。

◇歳出(530億7,594万円)
歳出については、鉄道事業者によるJR巌根駅東口改札の新設とスロープ設置の支援を行い、バリアフリー化の推進に取り組んだほか、富士見通りのアーケード撤去を進めるとともに、吾妻公園内へのホール・図書館・公民館を複合化した文化芸術施設の建設に向けて基本設計を取りまとめ、みなとまち木更津の再生に取り組みました。また、子育て世帯への経済対策として、児童手当の所得制限の撤廃に加え、支給対象を高校生世代まで拡充するとともに、第3子以降の支給額を増額しました。さらに、災害用備蓄倉庫を1棟建設したほか、高規格救急自動車や水槽付消防ポンプ自動車の更新整備による防災・消防体制の充実に取り組みました。加えて、朝日新庁舎の官民連携による整備に向けて建設工事を開始するとともに、駅前新庁舎の建設に向け、設計業務を開始しました。
この結果、歳出の決算額は、前年度比15億3,044万円、2.8%減の530億7,594万円となりました。

■2.会計別決算の状況

※下水道事業特別会計の収入額が支出額に対し不足する額は内部留保資金で補てんしました。

■3.令和7年度上半期(4月~9月)予算の執行状況

※介護保険、公設地方卸売市場特別会計の収支不足額は一般会計から一時的に資金を充てています。

問合せ:財政課
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