くらし 生物多様性と私たちの暮らし 未来へつなぐ 自然とまち-2

■畔田谷津ワークショップ
畔田谷津ワークショップでは、耕作放棄地だった谷津を再生し、里山の景観と生き物たちを保全するための活動を、市民と市の協働事業として行っています。
1年を通して継続的に活動しており、草刈りや草抜き、畔の修復、清掃などの自然の保全活動に加え、小中学生向けの生き物観察会も実施しています。
また、畔田谷津には、人の手によって維持される里山の環境で暮らす希少な生き物をはじめ、さまざまな動植物が生息しており、四季の移り変わりの中で、景色とともに観察できる生き物も変わっていきます。

◆自然観察会「生きもの見っけ隊!」
夏と秋の年2回、小中学生を対象とした生き物観察会を開催しています。畔田谷津ワークショップのスタッフ案内のもと、里山の田んぼや沢に生息している生き物を観察します。

◆畔田谷津にいる生き物たち
▽サシバ
中型のタカの仲間。谷津の水田や畑を好んで利用する、里山の代表的な鳥。

▽ニホンアカガエル
背面が赤褐色のカエル。冬の水田などに産卵する。

◆楽しみながら、生物多様性と自然を守る
畔田谷津ワークショップには、里山保全に協力したいかたはもちろん、仲間と一緒に汗を流したいかた、生き物の観察を楽しみたいかたなど、さまざまな目的を持ったかたたちが参加しています。参加者の皆さんに共通しているのは、佐倉の自然への愛着と活動を楽しむ気持ちです。
ワークショップの見学や自然観察会を通じて畔田谷津の魅力を知ってくれるかたもたくさんいます。
皆さんも、ぜひ一度訪れて、里山の豊かな自然に触れてみませんか?

◆一緒に活動する仲間を募集しています!
畔田谷津で活動するボランティアを募集しています。
活動は月2回で、主に草刈りや草抜きなどの保全作業や観察路の清掃などを行っています。
生き物が好きなかた、自然の中で身体を動かしたいかた、一緒に活動しませんか?お気軽にお問い合わせください!

問合せ:生活環境課
【電話】484-4278

■生物多様性を守るためにわたしたちにできること
日常のさまざまな場面で、環境にやさしい選択をすることが、ネイチャーポジティブの実現につながります。一人ひとりができる身近なことからはじめてみませんか?

▽例えばこんなこと!
・地産地消を心がける
・環境にやさしい商品を選ぶ
・食品ロスを減らし、リサイクルを活用する
・節電や節水、公共交通機関を利用するなど省エネに取り組む
・自然観察や自然体験などの活動へ参加する

■生物多様性シンポジウム~自然を次世代につなぎ、まちを次世代につなぐ~
畔田谷津が自然共生サイトに認定されたことを記念して、シンポジウムを開催します。当日は、佐倉の豊かな自然を未来へつなぐため「ネイチャーポジティブ宣言」を行う予定です。
自然と共生するまちについて考えてみませんか?
日時:1月18日(日)
要申し込み・無料(当日参加も可)
時間:午後1時30分~3時30分(午後1時開場)
場所:中央公民館
※申し込みなどの詳細は、ホームページ(右記)をご覧ください
※二次元コードは、本紙をご覧ください。

■自然と生物多様性を守り・活かす 持続可能なまちづくり
東京情報大学 名誉教授 佐倉緑の基金代表理事 原 慶太郎さん
佐倉市では、持続可能なまちづくりのために、ゼロカーボンシティ宣言や気候変動適応センターの設置などの地球環境変動対策の取り組みが進められてきましたが、持続可能な社会の実現には、生物多様性の保全が車の両輪のように欠かせません。
私は佐倉市の環境審議会にも参加していますが、市に関するアンケートでは、多くの市民のかたが、市の魅力として「緑や自然が豊かであること」を挙げています。市内には、佐倉里山自然公園や佐倉城址公園をはじめ、豊かな自然が残る場所や、さまざまな動植物の生息地として重要で、印旛沼の水源にもなっている谷津があります。今ある自然環境を守り、必要なところは再生し、そこから得られるさまざまな恵みや生命のバトンを次世代につないでいく取り組みが重要です。
そのためにも、ネイチャーポジティブ宣言を機に、産(企業、農業)・官(市)・学(大学、研究者)・民(市民、NPO)が連携し、保全・管理していく仕組みがつくられていくことを期待しています。

問合せ:生活環境課
【電話】484-4278