くらし [特集]未来の自分を守る防災

・災害への備えできていますか
梅雨の時期は雨量が多く、水害や土砂災害が発生しやすくなります。災害発生時に被害を最小限に食い止められるよう、自宅内外の危険箇所や日々の備えを確認し、避難場所・避難方法などを家族で話し合っておきましょう。

■雪崩にご注意を 災害発生時は崖や海岸・河川に近づかない
長雨や集中豪雨などにより地盤が緩むことで、瞬時に斜面が崩れ落ちる可能性が高まります。勾配の急な斜面では、崖の上・崖の下どちらも注意が必要です。
◆こんなときには要注意。早めの避難を!
・崖から水が吹き出す、音がする
・崖からの水が濁る
・崖に亀裂が入る
・小石がパラパラと落ちてくる

情報を集め、適切な避難行動を!避難指示で必ず避難‼

◇警戒レベルの一覧表

※1 市町村が災害の状況を確実に把握できるものではないなどの理由から、警戒レベル5は必ず発令される情報ではありません。
※2 警戒レベル3は、高齢者等以外の人も、必要に応じ、普段の行動を見合わせ始めたり危険を感じたら自主的に避難するタイミングです。
出典…内閣府(防災担当)・消防庁

◆防災情報はこちらから
◇防災行政無線放送内容の音声案内
防災行政無線の放送の内容を電話で確認できます。
【専用電話】50-1188
◇東金市防災メール
防災行政無線の放送内容や防災情報を受け取れます。
※通信費用は個人負担です。
登録用メールアドレス:【E-mail】[email protected]
◇東金市避難情報等架電サービス
高齢者や障がい者の方を対象に、災害時に緊急性の高い情報を電話でお知らせ。消防防災課で申し込めます。
◇ハザードマップで危険箇所の確認を
スマートフォンやパソコンから、市内の危険区域や避難所などの情報、避難情報の取得方法などが確認できます。地域や家庭での防災対策に、「東金市WEB版ハザードマップ」をご活用ください。

◆interview 令和6年度東金市防災訓練を振り返って
田間区 区長会長 石原(いしはら)幸吉(こうきち)さん
昨年11月の防災訓練、市から打診を受けたときは、正直悩みました。「実施するからには、中途半端にはできない。100%やり切りたい」と、区長や民生委員さんなど、たくさんの方と相談しました。その結果「区のためになるなら」と実施を決断。一人でも多くの方に参加してもらうため、訓練に向けて市と共に入念な準備を行いました。当日は、100名を超える方に参加いただき、区にとって貴重な一日となりました。
訓練では、災害時の避難方法などを身をもって学ぶことができました。また、地域のつながりの重要性についても、再確認できました。
「もしも」に備えて、色々な方と連携を深めるとともに、日頃から備える意識の醸成や、地域の防災力を高めることにもつながったと思います。今後も市民と市政とのパイプ役として活動していきたいです。

◆日々の備えを確認しましょう
・家族で、避難場所や離ればなれになったときの連絡方法を決めている
・3日~1週間分の飲料水・食料を確保している
・停電に備え、懐中電灯、ラジオや電池を用意している
・台風や雨・風に関する気象情報に注意している

雨どい・雨戸:
・雨どいに落葉などが詰まっていないか
・雨戸にガタつき・緩みはないか
ベランダ:強風時は、鉢植えやもの干し竿など、飛散の危険が高い物は室内へ
側溝:ごみや土砂を取り除き、雨水の排水をよくしておく
ブロック塀:ひび割れや破損箇所はないか
屋根:瓦のひび・割れ・ずれ、トタンなどのはがれはないか
外壁:
・亀裂・腐り・浮きはないか
・プロパンガスのボンベは固定されているか
窓ガラス:
・ひび割れ・窓枠のガタつきはないか
・強風時は飛来物に備えて外側から板でふさぐなどの処置をする

◆非常時の持ち出し品
貴重品:現金、預貯金通帳、印かん、マイナンバーカード、資格確認書(健康保険証)、権利証書など
非常食:缶詰、乾パン、ドライフーズ、ミネラルウオーターなど
情報収集機器、照明:携帯ラジオ、懐中電灯など
※予備電池は多めに用意しましょう。
医薬品:常用薬、ばんそうこう、傷薬、鎮痛剤など
その他の生活用品:下着・上着、靴下、ティッシュ、雨具、紙おむつなど
※持病がある方は、日頃から災害時の備えについて、医師や薬剤師と相談しておきましょう。

◆備蓄をローリングストックで
「ローリングストック」とは、普段使う食品や加工品などを少し多めに買い置きして、賞味期限の近い物から消費し、使った分を買い足しておくことで、常に一定量が家庭にストック(備蓄)されている状態にしておく方法です。

問合せ:消防防災課
【電話】50-1226