- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県東金市
- 広報紙名 : 広報とうがね 2025年8月1日号 No.1372
■熱中症を知ろう「いつもと違う」と思ったら熱中症かも
熱中症とは、高温多湿な環境に私たちの体が適応できないことで生じるさまざまな症状の総称です。屋外だけでなく、室内で何もしていなくても発症します。「いつもと違う」と感じたら、熱中症にかかっている危険性があります。体調の変化に気をつけ、熱中症による健康被害を防ぎましょう。
◆熱中症の初期症状
自覚症状:手足がつる・立ちくらみ/吐き気/汗のかき方がおかしい(汗が止まらない・出ない)・いつもより体調がすぐれない・すぐに疲れる
他覚症状▼イライラしている・フラフラしている・呼びかけに応じない・ボーっとしている
◆熱中症が疑われたら
◇涼しい場所へ
エアコンが効いている室内や風通しのよい日陰など、涼しい場所へ避難しましょう。
◇体を冷やす
衣服をゆるめ、氷枕や保冷剤で体を冷やして体温を下げましょう。特に首の周り、脇の下、足の付け根などを冷やしましょう。
◇水分補給をしよう
嘔吐の症状がない場合は、経口補水液などを補給しましょう。
※経口補水液を一時に大量に飲むとナトリウムの過剰摂取となる可能性もあります。腎臓、心臓などの疾患の治療中で医師に水分の摂取について指示されている場合は指示に従ってください。周囲にも気を配り、自力で水が飲めない、応答がおかしいときはためらわずに救急車を呼びましょう。
◆熱中症を予防しよう
熱中症を予防するためには、暑さに負けない体作りが大切です。日常的に適度な運動を行い、適切な食事、十分な睡眠をとるようにしましょう。
普段の生活でも毎日2.5Lの水分が体から失われています。室内でも、外出時でも、のどの渇きを感じていなくても、こまめな水分補給をしましょう。
とうがね健康プラン21(第3次)推進中
問合せ:健康増進課
【電話】50-1174