くらし 暑い季節に備えましょう

本格的な夏が始まります。暑い時期でも安全に過ごすために知識を身につけ、事前に備えておきましょう。

■熱中症に気をつけましょう
熱中症は炎天下の運動時だけでなく、冷房のない暑い室内や車内にいるだけでも発症します。
特に乳幼児や高齢の人は気をつけてください。
▽予防のポイント
・こまめな水分・塩分補給
・エアコン・扇風機の使用
・涼しい服装や帽子・日傘・冷却グッズなどの使用

▽熱中症警戒アラートの確認を
熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に、防災行政無線・防災行政メールでお知らせします。熱中症警戒アラート発表時には、外出をなるべく控え、暑さを避けましょう。
▽クーリングシェルターを開設しています
暑さの一時避難場所として活用ください。
期間:10月22日(水)まで
開設施設:
・市役所ロビー
・すこやかセンター
・中央公民館
・社会体育館
・とみらいテラス(市立図書館)
・福祉センター
・北部コミュニティセンター
・末廣農場
詳しくは、市公式ホームページをご覧ください。

▽熱中症の症状
・頭痛
・めまい・たちくらみ
・体がだるい
・吐き気
・手足の筋肉に痛み
・筋肉が勝手に収縮
・頭がボーッとして注意力が散漫になる
・不自然な言動がみられれば危険な状態

▽応急手当の方法
・風通しの良い日陰や冷房が効いている室内など、涼しい環境に移動させる
・衣服を脱がせ、体を冷やす
皮膚にぬるい水をかけ濡らしながら、うちわや扇風機で風を当てる
※氷のうを首・脇の下・太ももの付け根などに当てると効果的
・塩分と糖分を含んだ経口補水液やスポーツドリンクを飲ませる
・病院を受診させる

意識がもうろうとしていて自分で水が飲めない傷病者
すぐに「119番通報」を!!
・無理に水を飲ませようとしない
・体を冷やす

■食中毒を防ぎましょう
6月から9月までは、千葉県食品衛生夏期対策期間です。高温多湿となる夏期は、食中毒が最も発生しやすい期間です。家庭でも注意して食中毒を防ぎましょう。
▽対策のポイント
・購入時は、消費期限を確認し、肉・魚類は別々のビニール袋に入れる。
・冷凍・冷蔵が必要なものは、すぐに冷凍(蔵)庫へ保管する。
・調理前や食べる前は、必ず手を洗う。
肉や魚類は十分に加熱し、野菜は良く洗う。
・加熱の目安は、中心部の温度が75℃で1分以上加熱する。
・包丁・まな板は、食材によって使い分けるか、その都度洗って熱湯をかける。
・冷凍食品は使う分だけ解凍し、冷凍・解凍を繰り返さないようにする。
・料理は長時間放置しない。
・時間が経ってしまったものは、思い切って捨てる。

■蚊などの害虫の発生を防ぎましょう
蚊が発生する季節を迎えました。
蚊は、デング熱やジカウイルスなどの感染症を媒介します。
それらの感染症を未然に防止するためには、日頃から蚊の発生を抑制し、刺されないようにすることが大切です。
▽対策のポイント
・空き缶・古タイヤ・バケツ・植木鉢の受け皿などは片付け、水が溜まらないようにする。
・草むら・やぶは定期的に手入れをする。
・刺されないよう長袖・長ズボンを着用し、虫よけ剤も活用する。

▽空き地の管理は適正に
害虫の発生やごみの不法投棄など、近隣に思わぬ被害を与えないために、所有者は日ごろから土地の状況を把握しておくなど、適正管理を心掛けましょう。

問い合わせ先:
熱中症に関すること…消防署【電話】92-1311
熱中症警戒アラート・クーリングシェルター・食中毒・蚊などの害虫に関すること…環境課【電話】93-4945