- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県大網白里市
- 広報紙名 : 広報おおあみしらさと 令和8年1月号
■胃がん検診について
大網白里市では、平成28年から血液検査によるABC検診(胃がんリスク検診、20歳以上生涯に一度)、平成29年から内視鏡胃がん検診(50歳以上隔年)を行っています。現在、ABC検診は当院で、内視鏡胃がん検診は当院とうじはらクリニックで行っています。検査の画像は、2人の内視鏡専門医が後日当院にて再読影し精度を高めています。
内視鏡胃がん検診は、毎年500人弱が受診し、毎年1~3人胃がんが見つかっています。胃がんは、ピロリ菌がいる人や過去にいた人の胃炎から発症することが多いため、内視鏡検査に抵抗のある人はまずABC検診を受診し、胃がんリスクの有無を検査することをお勧めします。
■年1回は内視鏡で検査を
ピロリ菌感染歴のある人は、いつ胃がんが発症するかわかりません。昨年は異常が無かったのに、進行がんが見つかったという例もあります。市の胃がん検診は2年に1回ですが、間の年は保険診療で内視鏡胃がん検診を受診するのが望ましいです。
胃がん検診は、バリウムによるレントゲン検査も行っていますが、内視鏡胃がん検診がお勧めです。バリウムによるレントゲン検査では、胃がんが隆起したり、陥凹したり、ある程度進行してからでないと発見できません。それでは内視鏡治療できないこともあり、転移している場合、数年後に命を落としてしまうこともあります。
内視鏡胃がん検診では、隆起や陥凹する前の平坦ながんを発見できるので、高い確率で内視鏡治療ができます。内視鏡治療ができるステージということは、がんだけを切り取り胃を残すことができ、食事療法をしなくてもよく、完治することが多いです。
ピロリ菌の除菌治療や内視鏡胃がん検診が普及してきているため、胃がんの死亡率は減少してきていますが、胃がんの数が多いことには違いありません。
ぜひ胃がん検診を受けましょう。
問合せ:大網病院
【電話】72-1121
