- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県大網白里市
- 広報紙名 : 広報おおあみしらさと 令和7年10月号
■大網病院をもっと身近に
大網病院にある検査科をご存じですか?病院に行くと、採血や検尿、心電図をとることがありますが、それらの検査を行っている場所が検査科です。
検査科では「臨床検査技師」という資格を持った人たちが、働いています。
○検査は何のために必要?
医師が病気を診断し、治療していくためには、患者さんの体の状態を知ることが必要です。そのために、医師の依頼のもと臨床検査が行われます。
体から出る病気のサインは、尿や便、あるいは血液や採取された臓器の一部などに、さまざまな形で現れます。検査を通してこれらのサインを把握し、病気の原因を追及することが臨床検査の重要な役割となります。
臨床検査は病気の診断だけでなく、治療方針の決定、治療経過の確認や重症度の判定、回復の度合いの評価などにも利用されています。
臨床検査技師が病院内で行っている検査は、数え切れないほど多くの種類があり、その多くの検査の中から、医師は患者さんのサインを見つけるために必要な検査を選択しています。
検査の結果に間違いがあると、取り返しのつかないことになってしまうため、臨床検査技師は精度管理を行い、間違いがないように結果を報告しています。
○検査結果を見ても言葉が難しくて分からない…。そんなときは
検査科では、検査の目的・略語・基準値・検査結果の読み方などをご説明しています。検査科まで、お気軽に声をかけてください。なお、診断や治療などに関わる説明は医師へご相談ください。
問合せ:大網病院
【電話】72-1121
