くらし 消費力UP!!消費生活相談

相談日時：9日(火)・16日(火)・23日(火)
(9時30分～12時/13時～15時)

■栄町消費生活相談員からのワンポイントアドバイス
◆旅行をするときの注意
旅行先の選択や計画は楽しいものです。しかし、思いもよらない理由でキャンセルを余儀なくすることもあり、場合によってはキャンセル料が発生します。キャンセル料(取消料)に納得がいかないという相談が多くあります。旅行契約の形態は主に募集型と受注型があります。

★「募集型企画旅行」とはいわゆるパッケージツアー。旅行会社が事前に旅行計画を作成し、旅行者を募集するものです。キャンセル料は旅行開始日より換算して料金が定められています。旅行会社や国内旅行、海外旅行によっても返金の割合は異なります。
★「受注型企画旅行」は顧客の希望に基づいて旅行会社が個別に計画を作成するものです。いわゆるオーダーメイドのオプション、手配型です。キャンセル料は募集型の場合とは異なります。

▽事例1
海外旅行に行くために外資系の旅行会社にホテルと航空券のセットを申し込んだ。予約の際、パスポートの名前を誤って入力してしまったので旅行会社に訂正したいと伝えると、契約は成立しているので一度キャンセルし、新たに申し込むよう言われた。再度全額支払うことに納得がいかない。キャンセルしたが一切返金もなかった。

▽事例2
海外旅行に行くので日本の旅行会社を通じてホテルと航空券をとってもらった。都合が悪くなったので旅行予約日の半年前にキャンセルしたがキャンセル料が高額過ぎる。

◎申し込み前の注意
海外旅行サイトは海外事業者が運営しています。海外事業者との契約は日本の旅行業法が適用されないため、変更やキャンセルは各サイトの規定に従うことになります。契約の成立時期、取消料の発生時期など〔旅行条件書〕を必ず確認するようにしましょう。

問合せ：

シェアする