- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県栄町
- 広報紙名 : 広報さかえ 令和7年5月号vol.872
開設時間:9時から17時15分まで
今月の休館日:4日(日)~7日(水)・11(日)・12日(月)・18日(日)・19日(月)・25日(日)・26日(月)
■赤ちゃんとの絆を育むために
現代社会では、インターネットでさまざまな情報が得られます。得た「知識」を子どもに当てはめようとして、大人が主導権を握り、知らず知らずのうちに一方通行の育児になっていませんか?子育ては双方向の両方の情緒をベースにした交流です。双方向の関わり合いがあり、一人一人の心が育ちます。今回は、特に1歳未満の赤ちゃんとのコミュニケーションについてお伝えします。
▽非言語コミュニケーションの重要性
授乳中にじっと見つめてくる赤ちゃん、かわいいですね。まだ充分にお話できない赤ちゃんは、非言語でのコミュニケーションを求め、声や表情で大人とやり取りを練習します。非言語でのコミュニケーションに大人がどれだけ応えていくかによって、対人関係だけでなく発達に大きく影響します。
▽赤ちゃんと関わる7つのポイント
・赤ちゃんも関わりたい気持ちがあります。赤ちゃんの視線に注目しましょう。
・赤ちゃんが受け取れる速さと内容で関わりましょう。
・赤ちゃんが応答する間、待ちましょう。
・赤ちゃんと会話する時は、心地よい距離を保ちます。赤ちゃんの顔から40~50cmほど離れましょう。
・声かけするときは赤ちゃんの声の模倣や「お話したの」など語りかけ、赤ちゃんが応答するまで4、5秒待ちましょう。次々と話しかけると赤ちゃんは応答できず、コミュニケーションが難しくなります。大人が「待つ」間に子どもは「観る力」を育みます。
・模倣遊び…大人の舌や口の動きを見せてあげます。「あむ、あむ、あむ」などといいながらゆっくりかむ動作を見せてあげたり、下や口の動きをしばらく見せると、模倣が始まります。
・手遊びや全身を使った遊び…さまざまな手遊びがありますが、「にーぎ、にーぎ」とリズムをつけて歌いながら赤ちゃんの手を握る、ひらく動作を行うだけでもいいのです。赤ちゃんと視線を合わせ、1動作1秒くらいの速さで動かし、赤ちゃんの応答を待ってやり取りしましょう。
こども家庭センターやキッズランドでは、保健師や子育て支援コーディネーターや子育てアドバイザーがおり、お子さんとの遊び方のご相談もできます。お気軽にご相談ください。
問合せ:こども家庭センター(ふれあいプラザさかえ内1階)
【電話】37-7185
■健康インフォメーション
※受付時間は予約制となっておりますので、健診の個別通知をご確認ください。
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健康介護課健康推進班【電話】33-7708