- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県芝山町
- 広報紙名 : 広報しばやま 令和7年8月号
病気やケガをした時に使う国民健康保険の上手な医療機関のかかり方を知っていますか?
高齢化や医療の高度化など、様々な理由によって医療費は増加傾向にあります。
医療費の主な財源は「国民健康保険税」であり、このまま医療費が増え続けると国民健康保険の運営が厳しくなり、保険税の引き上げにもつながる可能性があります。
国保加入者の皆さんが正しく医療を受けていただくことが重要となりますので、より一層のご協力をお願いします。
次のようなちょっとした心がけが医療費の削減につながります。
1.お医者さんのかかり方
軽い症状や同じ病気などで、「複数の病院や薬局を受診する」「休日・夜間に受診する」「最初から大病院を受診する」「医師の指示を守らない」などを行うと医療費を増やしてしまうだけでなく、重複する検査や投薬によりからだに負担がかかります。同時に、医師の負担増加となり、本当に必要な人に医療の手が届かなくなる可能性があります。
◎かかりつけ医・かかりつけ薬局を持っていますか?
からだのことを理解しているお医者さんがいると安心です。信頼できる身近な医師を見つけ、気になることがあったら、最初にかかりつけ医に相談する習慣をつけましょう。
また、かかりつけ薬局を決め、お薬手帳を利用することにより、処方歴が分かるので重複処方を防ぐことや飲み合わせなどの服薬の相談も出来るようになります。
☆お薬手帳は一人一冊で管理しましょう。
2.ジェネリック医薬品(後発医薬品)を使おう
ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、特許期間の過ぎた先発医薬品で、先発医薬品よりも低価格です。ジェネリック医薬品に切り替えることで、医療費を抑えることができ、病院や薬局での窓口負担も少なくなる場合がありますので、医師や薬剤師に相談してみましょう。
3.からだを大切にしよう
一度、生活習慣を見直し、栄養・運動・休養をバランスよくとりましょう。病気になる前に予防することが最高の治療法かつ医療費の節約法なのです。年に1度は健診を受診し、自分の健康状態を把握するとともに、病気にならない生活習慣を心がけましょう!
問合せ:町民税務課国保年金係
【電話】77-3913