子育て 第3回 親子防災キャンプ 親子で築く「いざ」というときの知恵と絆
- 1/41
- 次の記事
- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県睦沢町
- 広報紙名 : 広報むつざわ 令和7年10月号
8月23日(土)、24日(日)に道の駅むつざわの防災広場で第3回「親子防災キャンプ」が開催され、12世帯42名の親子が参加しました。
2日間のキャンプは、シェイクアウト訓練で始まり、空き缶カマドで炊いたご飯と焼き鳥缶で親子丼をつくるというユニークな調理体験で、身近なものが防災に役立つことを学びました。夜のサーチングでは、音を頼りに要救助者を探す体験をし、宿泊を伴う参加者は、自分たちで設営した災害用テントで一夜を過ごしました。
2日目は、AED講習や心肺蘇生、搬送訓練といった命を守るための大切な訓練を真剣に学び、手話で気持ちを伝える練習も行いました。災害時における多様なコミュニケーションの重要性を考える貴重な機会となりました。
そして、キャンプの締めくくりは、全員で協力して行った流しそうめん。2日間の学びと達成感を分かち合い、笑顔と笑い声に満ちた最高の思い出ができました。
このキャンプは、親子で防災への意識を高めるだけでなく、協力することの大切さや、いざという時に助け合える「生きる力」と「絆」を育む、有意義な時間となりました。
