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今月のテーマ:子どもが「子どもらしく」いられるために
保健師:安齋

◆11月は「児童虐待防止推進月間」です
子どもたちが安心して過ごせる社会をつくるために、家庭内で起こる見えにくい問題に、私たち一人ひとりが関心を持つことが求められています。
その一つが「ヤングケアラー」と呼ばれる子どもたちの存在です。もしかしたら、あなたのすぐそばにいるかもしれません。

◆ヤングケアラーとは?
本来大人が担う家事や介護などを、日常的に行っている18歳未満の子どものことを指します。
本人にとっては当たり前になっていて、周りに助けを求められず、学校生活や自分の時間を犠牲にしてしまっていることもあります。

例えばこんなケースがあります。
・病気や障がいのある家族のために家事をしている
・家族の身の回りの世話や、看病、介助をしている
・幼い兄弟や、病気や障がいのある兄弟の世話や見守りをしている
・目が離せない家族を気づかって見守りをしている
・日本語が話せない家族や、障がいのある家族のために通訳をしている
・心が不安定な家族の話しを聞いている など

ヤングケアラーは、決して特別な家庭だけの話ではありません。誰にでも起こりうる、身近な現実です。
子どものやりたいことや将来の夢を諦めざるを得ない事態になっていることも少なくありません。
また、虐待やヤングケアラーの問題は、どちらも家庭の中で起きるため、見えにくいという共通点があります。

◆「大丈夫?」のひと声が、未来変える
大切なのは子どもの小さな変化にまずは気づくことです。
そして「話を聞くこと」「専門機関へつなぐこと」が、支援の第一歩になります。
また、子どもが「子どもらしく」成長するためには、地域全体での理解と支援が欠かせません。
あなたの気づきや声かけが、子どもたちの未来を支える大きな力になります。
子育て、お子さんのこと、悩み事や虐待・ヤングケアラーなどの相談がありましたら、役場福祉課子育て推進班にご連絡ください。
【電話】44-2578

◆子ども虐待に関する通告・相談
児童相談所虐待対応ダイヤル【電話】189(いちはやく)(無料)

虐待の相談・通報した人の情報は守られますので、安心してご相談ください。