- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県長柄町
- 広報紙名 : 広報ながら 令和7年9月19日号(NO.516)
◆Vol.16 長柄町産の米ぬかから、新名物「食器洗い洗剤」爆誕!
地域おこし協力隊の武田史子(たけだしこ)です。
長柄町の地域おこし協力隊・記念すべき第1号である池田雅央(まさお)さんが、この7月をもって3年間の任務を完了されました。
3年間の成果で、ついに完成したのが…!
長柄町産のお米から抽出した「米ぬかエキス」を配合した食器用洗剤。
その名も「BOTANYCLE(ボタニクル)」。
うわー、超おしゃれ!!
今回は、池田さんに、3年間の試行錯誤と、完成した「長柄町新名物」に込めた想い。
気になる「どんな洗剤なの!?」を、地域おこし協力隊の田村さんと一緒に、直撃取材してきましたよ!
「ボタニクル」の特徴は、使う人にも、地球にもとことん優しいこと。
“植物の恵みを、ムダなく、最後まで、最大限使い切る”
というコンセプトに、池田さんが、こだわりにこだわりまくった渾身作です。
洗浄成分の原料には、レストランや家庭など、調理で使われた“廃油”からリサイクルした“脂肪酸”を使っています。
さらに、保湿成分が期待できる成分として、さまざまな美容商品にも配合されて、人気の高い「米ぬか」を配合。
米といえば…長柄町の名産ですよね。
池田さんは、長柄町の最大の魅力を「田んぼが広がる、日本の美しい原風景」と言います。
この“都会にはない景色”を、残したい。
商品を通して、広く魅力を伝えたい。
そんな想いを、この「長柄町産・米ぬかエキス」に込めました。
3年の任期をかけて、ついに完成した、こちらの商品。
形になるまでは、たくさんの試行錯誤がありました。
元々は石鹸作りを目指して、いろんな野菜を使った色素や、模様や、植物油など、実験に実験を重ねた時期も。
制作場所やコストなどの問題から、石鹸→食器洗い洗剤に変更した後も、ハードルの連続!
製造に関わる企業探し、原料選び、など洗剤作りに直接関わることはもちろん。
洗剤容器選び、ラベルのデザイン・印刷・貼り付け。
さらには、何個作るか・価格・納期、売り方、販売サイト作成まで、ぜーんぶ、まずは1人で開拓することだらけ。
ラベルのデザインも、手探りながら、自分で手作り!
おしゃれなキッチンに馴染む、シンプルでセンスのいいラベルですよね。
こうして完成した「ボタニクル」は、7月17日に発売開始。
今は、オンラインのみで販売しています。
いやー、3年でここまで形にしたことって、本当にすごいと思います!
今後も、商品を通して長柄町をアピールしながら、別のエキスや洗剤など、商品の幅を広げることを検討していくとのこと。
ぜひ、みなさま、長柄町の新名物を使ってみてください。感想、お待ちしてます!
▼こちらから買えます!
https://botanycle.com/
問い合わせ先:産業振興課 農林振興係
【電話】35–4447
