- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県長南町
- 広報紙名 : 広報ちょうなん 令和7年8月号
長南町地域おこし協力隊タケちゃんこと竹渕です。夏の里山は活気に満ちていて、作業もやりがい満点の季節。でも実はこの時期、特に気をつけないといけないのが「スズメバチ」をはじめとした毒蜂の存在です。
先日、整備中の竹林で私自身もスズメバチの巣に近づいてしまい、冷や汗をかく場面がありました。幸い刺されることはありませんでしたが、万が一刺された場合、アナフィラキシーショックと呼ばれる重いアレルギー反応を起こす危険性があります。最悪の場合、命にかかわることも…。
◆アナフィラキシーって何?
アナフィラキシーとは、蜂毒などに体が過敏に反応して、急激に血圧が下がったり、呼吸困難になったりする症状のことです。過去に刺されたことがある方や、アレルギー体質の方は特に注意が必要です。
◆対策のポイント
・巣に近づかない(見つけたら静かにその場を離れる)
・黒っぽい服や香水は避ける(蜂を刺激する可能性あり)
・作業中は長袖・長ズボン・帽子・手袋などを着用
・万一刺されたら、すぐに刺された箇所を洗い、冷やす
・息苦しさ・吐き気・じんましんなどの症状が出たら、迷わず119番へ!
◆おまけ情報
長南町では、ハチでお困りの方は、ハチの駆除器具と防護服を無料で貸し出します。
生活環境課(長南町役場2階)窓口へ直接お申込みください。
自然と共に暮らす私たちにとって、蜂との付き合いも大切な知識のひとつ。安全第一で、夏の活動を楽しみましょう!
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