くらし ハート オブ 東京 中央区

中央区長
やまもと たいと

いつの時代も、子どもは未来を担う、かけがえのない存在です。国において「こどもまんなか社会」を目指した取り組みが進められる中、本区においても、本年3月「中央区こども計画(第三期中央区子ども・子育て支援事業計画)」を策定いたしました。
計画の基本理念は「子どもも育む人も誰もが笑顔輝き、自分らしく成長できるまち 中央区」としました。
この理念のもと、妊娠期から子育て期にわたる伴走型支援の充実や子どもの居場所の確保など、子どもを安心して産み、育てることができる環境づくり、若い世代が将来に希望を持てる施策に全庁を挙げて取り組んでまいります。
子どもの元気は、まちの可能性です。若い世代が、地域の中で自分らしく健やかに成長・活躍できることは、中央区の未来をつくる上で大変重要です。
デジタル化やAIが進展する中では、「デジタルシチズンシップ教育」を通じ、これからの時代を主体的に生きる知識や自ら考える力を養う必要があります。また、読書を通して感性を、スポーツを通して心身を磨き、友達との遊びや世代を超えた交流・つながりの中で社会性を育むことも大切です。子ども・若者の一人ひとりが、このまちで人格形成の基礎を築き、将来の展望を描くことができる、中央区らしい「子どもまんなかのまちづくり」を目指します。

新緑や子どもの声に背を押され 泰人