くらし 令和6年度 介護保険制度の運営状況

介護保険制度が創設され26年目を迎えました。区では地域での暮らしを支えるため、区内20カ所の在宅介護支援センターを中心とした品川独自の総合的な仕組みにより、適切な介護保険制度の運営に努めています。
今号では、6年度介護保険制度の運営状況のあらましをお知らせします。詳しくは区ホームページなどをご覧ください。

■区民の約5人に1人が高齢者(65歳以上)です
7年4月1日現在、区の高齢者人口は80,647人となり、区民の約5人に1人が65歳以上の高齢者となっています。
(住民基本台帳 各年4月1日現在)

■高齢者の約5人に1人が要介護認定を受けています
要介護認定を受けている高齢者は前年度と比べ、微増となっています。また、後期高齢者(75歳以上)では約3割の方が認定を受けています。
(各年度3月31日現在)

※被保険者数には、住民基本台帳人口のほか住所地特例者(区外の施設入所者など)を含む。

○65歳以上の要介護認定者数推移

■介護保険の約半分を保険料で支えています
歳入のうち、介護保険料は約47.2%であり、残りは税金などにより構成されています。また歳出は、保険給付費の割合が約83.9%を占めており、そのほかに地域支援事業費として約6.5%が総合事業の実施・介護予防事業などの充実のために充てられています。

○6年度決算見込み(単位100万円)

■介護にかかる費用が増えています
介護保険給付費は、約1.3%の増加となっており、特に在宅サービス(予防給付)で約20.6%の増加となっています。一方で、地域支援事業費のうち介護予防・日常生活支援総合事業の予防通所事業が約10.9%の伸びとなっており、要支援者の増加に伴う利用増により費用が伸びています。

○介護保険給付費の推移(単位100万円)

○地域支援事業費の推(単位100万円)

※統計資料における各項目の数値は端数処理をしているため、合計値と内訳に差が生じる場合があります。

問い合わせ:高齢者福祉課支援調整係
【電話】5742-6728【FAX】5742-6881