くらし 区長コラム ずっともっとめぐろ

皆さん、こんにちは。区長の青木英二です。

暑く、そして長かった夏が終わり、あっという間に秋の気配となりました。現在、全国的にインフルエンザの流行が始まっており、区内でも感染者数が増えてきているという報告を受けています。今後、さまざまな感染症のリスクが高まっていく時期となっていきます。できる対策を徹底し、これからの季節を元気に乗り切っていただきたいと思います。

今号の特集テーマは、今月15日から26日にかけて開催される「第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025」です。今大会は、夏季・冬季含めて日本では初となる開催であり、記念すべき100周年となる大会でもあります。
今大会には区内在住の児玉健選手が出場します。日本人選手、さらには世界から集まるデフアスリートの皆さんたちの熱い戦いを、今から楽しみにしています。今大会を機に日本の手話言語をベースに創られた「サインエール」を用いて、皆さんと一緒に児玉選手を応援したいと思います。
今回のデフリンピックが、共生社会の実現に向け大きな推進力となることを期待しています。区は今年の4月に手話言語条例を施行し、現在、手話を活用したコミュニケーションの普及などの取り組みを推進しています。

最後になりますが、今年、区内における火災発生件数が多くなっています。これから乾燥する季節を迎えますので、尊い命と貴重な財産を守るためにも、火の取り扱いには十分ご注意くださいますようお願いいたします。