くらし 大雨のシーズンに備えて、自宅の災害対策できていますか

■風水害に備える
雨や風が強くなってからの対策は危険です。
日ごろから家屋の点検をしておきましょう。

◇屋根
瓦やトタンのひび割れ・ずれはないか、アンテナはしっかり固定されているか

◇窓ガラス
ひび割れ、破損、ぐらつきはないか

◇ベランダ・外壁
壁に亀裂はないか、飛散の危険が高いものは室内へ

◇雨どい
継ぎ目の外れ、破損、落ち葉などの詰まりはないか

◇敷地が低い場合や地下室、半地下の浸水防止
・半地下や地下の玄関には、道路面より少し高く階段を設ける、止水板を設置する
・地下室の電源コンセントは壁の高い位置に配置する、地下室専用の分電盤を設ける
・地下室、半地下、道路より低い敷地からの排水は、ポンプ設備を設ける

問合せ:建築審査課建築審査担当
【電話】5744-1388
【FAX】5744-1557

■がけ崩れ災害を防ぐために
がけ崩れは、台風や集中豪雨などの大雨や、地震のときに発生しやすくなります。擁壁の所有者や管理者は、がけ崩れを防止するために日ごろから点検や整備をしましょう。

◇危険な擁壁の構造
・大谷(おおや)石積み擁壁
風化により劣化しているものが多く、石と石がコンクリートで十分に結合されていない積み方のため、崩れやすく危険です。
・増し積み擁壁
擁壁の上にさらに大谷石やコンクリートブロックを積み増して盛土をしているため、構造的に不安定で崩れやすくなっています。
安全性に問題がある場合は、建築士などの専門家と共に点検を行い、対応策(擁壁の改修や築造など)をご検討ください。

◇擁壁の対応策における支援制度をご活用ください
がけや擁壁の改修・築造に関する技術的な支援を行うがけアドバイザー派遣や、工事費用の一部を助成する制度がありますのでご相談ください。

◇がけや擁壁のアドバイザー派遣・整備工事について詳細は区HPをご覧ください。

・擁壁上面の排水溝が壊れていたり、排水溝の中に土砂がたまっていませんか
・ひび割れ、ふくらみがありませんか
・水抜き穴に草や土が詰まっていませんか

問合せ:
・がけや擁壁の相談について…建築審査課構造審査担当
【電話】5744-1389
【FAX】5744-1557
・がけアドバイザー派遣制度・整備工事の助成について…防災まちづくり課耐震改修担当
【電話】5744-1349
【FAX】5744-1526