- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都渋谷区
- 広報紙名 : しぶや区ニュース 令和8年(2026年)1月1日号
◆車いすラグビーのどのようなところに魅力を感じていますか?
島川:一番は激しいタックルです。車いす同士がぶつかり合って、倒すと褒められるところが、とても面白い競技だと思っています。攻めと守りの切り替えの速さや、攻めのハイポインターと守備のローポインターの連携など、魅力が尽きません。競技を始めてからずっと夢中になっています。
池崎:私も同じく、タックルです。思い切りタックルできる競技が自分により合っていると思い、車いすバスケットボールから転身しました。車いすラグビーは、障がいの程度や性別に関係なくプレーができ、それぞれのポジションに役割と魅力があります。また、激しさの中に優しさもあり、ルールが複雑で頭も使います。これだけ面白い競技はなかなかないと思います。
長谷部:ハイポインターが点を決めた時はもちろん、ローポインターが体を張って守った時も胸が熱くなります。選手の個性や魅力を知ると、応援にもより一層気持ちが入ります。私自身も、心の中では日本代表の一員になったつもりで試合を観戦しています。
池崎:そのような思いで試合を観戦していただけているなんて、本当にうれしいです!
◆区内では「SHIBUYA CUP」や「渋谷区長杯」といった大会のほか、区民対象の体験会「シブヤパラスポーツフェスタ」などが行われています。
島川:「SHIBUYA CUP」は若手選手育成のための国際大会で、各国の特色ある戦術やプレーを見ることができます。渋谷区長杯は子どもたちの観戦も多く、とても盛り上がるため、毎年プレーするのを楽しみにしています。
長谷部:この2つの大会はライブ配信も行われていて、分かりやすい解説付きなので、初めて見る人やルールを知らない人にもぜひ、一度観戦していただきたいですね。
池崎:個人的には海外のように、ビールを片手に気軽に観戦できるぐらい、身近になってくれたらうれしいです。また、より多くの人に観戦していただき、魅力を広めていただくためには、競技レベルはもちろん、試合の演出や選手の発信力も磨かれていくべきだと感じています。
島川:体験会では、学校訪問で車いすラグビーに興味を持ってくれた子どもたちが保護者と一緒に来てくれることも多いです。タックルを体験すると最初は驚きつつも、皆さん笑顔で楽しんでくれます。
◆今後も、区でパラスポーツを推進していく中で、実現したいことはありますか?
池崎:渋谷の街を舞台にした車いす体験イベントもやってみたいですね。障がいやインクルーシブなまちづくりについて考えるきっかけになれば良いなと思っています。
島川:私は屋外で車いすラグビーをやってみたいです。ストリートスポーツのように、誰でも気軽に見たり参加したりできる場を渋谷でつくれたら良いですよね。
長谷部:選手ならではのアイデアをありがとうございます!「ちがいをちからに変える街。」である渋谷区にとって、パラスポーツはまちづくりの大きな原動力です。世界大会が区内で行われていることも街の誇りであり、今後もさまざまな取り組みを通じて車いすラグビーを応援していきます。
◆区民の皆さんへのメッセージと、2026年の抱負をお聞かせください。
島川:ぜひ、区のイベントなどを通じて、車いすラグビーを観戦したり、体験したりしてみてください。私たちの激しいプレーを見て、「自分も何かに挑戦してみよう!」と思ってもらえたらうれしいです。8月の世界選手権にメンバーとして選ばれること、そして優勝することを目標に今年も頑張ります!
池崎:今年も渋谷の皆さんとパラスポーツを一緒に楽しみ、障がいについて語り合いながら、違いを受け入れる優しさや、困難に向き合う強さ、「障がいの有無にかかわらず、みんなで一緒に頑張っていこう!」という思いを伝えていきたいです。世界選手権で結果を出し、多くの人に笑顔を届けられるよう頑張りますので、応援をよろしくお願いします!
長谷部:スポーツは「応援する」だけでなく、「体験する」ことも渋谷の文化として根付きつつあります。区民の皆さんもぜひ、車いすラグビーをはじめとするパラスポーツを一緒に楽しみながら、自分自身の健康づくりにもつなげていただければと思います。本日はありがとうございました。
島川・池崎:ありがとうございました。
《「渋谷のラジオ」で放送中!》
島川さん、池崎さんと長谷部区長の鼎談は1月6・13日に「渋谷の星」で放送します。
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