くらし 【特集】ハザードマップを活用しあなたの行動を確認しよう

大雨による災害リスクが高まると区は、避難情報を発令します。避難情報とは、住民への避難の促しや、災害発生時の対応を示すものです。
区HPなどで警戒レベルを確認して、自分の状況に合った行動をとりましょう。

■知っておくべき~避難の5つのポイント
【1】避難とは「難」を「避」けること
安全な場所にいる人まで避難所に行く必要はありません。

【2】親戚や知人宅も避難先
避難所は、プライバシーが確保されにくく、寝具やトイレなども数に限りがあります。日頃から親戚などとコミュニケーションを図りましょう。

【3】非常用持ち出し品(本紙2ページ参照)の持参を
避難する際は、感染症対策用品や携帯食料などを携行しましょう。

【4】避難所の最新情報を確認
避難所が変更されている場合があります。

【5】車での移動は大変危険
やむを得ず車での移動や車中泊をする場合は、浸水しないよう周囲の状況を十分に確認しましょう。

■ハザードマップで自分の家を確認
◆中野区ハザードマップ
浸水予想区域や土砂災害に警戒が必要な区域の他、日頃の備えなどを確認できます。いざという時に命を守る行動がとれるよう、水害時の避難所や避難経路などを確認しましょう。
☆区役所1階総合案内などで配布中。区HPでもご覧になれます

▽マイ・タイムラインも活用を
マイ・タイムラインとは、風水害時の避難行動を事前に計画し、家族や地域で共有するためのものです。詳しくは、都HPをご覧ください。

◆家がある場所に色が塗られている
▽はい…災害の危険があるので原則、立ち退き避難しましょう
(例外)浸水の危険があっても、次の3つの条件を満たしていれば自宅に留まり安全を確保することも可能です
(1)洪水により家屋が倒壊または崩落してしまう恐れの高い区域の外側である
(2)マンション等頑丈な建物で、浸水する深さよりも高いところにいる
(3)水・食料などの備えが十分にあり、浸水しても水が引くまで生活できる

▽いいえ…色が塗られていなくても、次の場合は要注意
・周りと比べて土地が低い
・近くに傾斜地がある
☆危険を感じたら、外や建物の2階以上に避難しましょう

◆ご自身や一緒に避難をする方の避難に時間が掛かる
・はい…警戒レベル3
・いいえ…警戒レベル4
※詳しくは下記をご覧ください。

■避難情報
◇警戒レベル1【早期注意情報】
最新の防災・気象情報を確認し、災害への心構えを高めましょう

◇警戒レベル2【大雨・洪水・高潮注意報】
避難先や避難経路の確認を

◇警戒レベル3【高齢者等避難】が発令されたら 危険な場所から高齢者等は避難!
避難に時間が掛かる方(高齢者、障害のある方、乳幼児など)とその支援者は、早めに避難を開始しましょう
・親戚や知人の家へ避難…安全な場所に住んでいる親戚や知人がいる場合は、その自宅に避難することを考えましょう

◇警戒レベル4【避難指示】が発令されたら 危険な場所から全員避難!
避難場所までの移動が危険と思われる時は、近くの安全な場所や自宅内のより安全な場所に避難しましょう
・避難所等へ避難…親戚や知人の家に避難できない場合は、区が指定している避難所等に避難しましょう

◇警戒レベル4までに必ず避難!

◇警戒レベル5【緊急安全確保】命の危険 直ちに安全確保!
命を守る最善の行動をとりましょう