スポーツ 荒川区ゆかりの3選手にインタビュー

■東京2025デフリンピック日本代表選手が訪問
10月15日・28日に、東京2025デフリンピックに日本代表として出場する、陸上男子110mハードルの高田裕士選手と、男子ハンドボールの翁孝嘉選手が荒川区を訪問しました。
高田選手と翁選手からは大会への意気込みをお話いただき、滝口区長から寄せ書きを贈呈しました。

■ハンドボール
翁 孝嘉選手
荒川区出身・在住

◇競技を始めたきっかけはなんですか?
約2年前、友人に誘われたことがきっかけです。それまで20年間続けてきた野球で身につけた動作が、ハンドボールの動きとよく似ていて、「これは面白い!」と感じたんです。

◇選手になって苦労したことは?
健常者のチームはプレー中に声を出して連携をとりますが、私たち聴覚に障がいのある選手は手話や身ぶりでコミュニケーションをとります。その伝達のスピードに差を感じ、とても苦労しました。

◇代表選手になった意気込みを!
「メダル獲得」というはっきりとした目標に向かって、自分の強みであるフィジカル(体の強さ)、体力、そして走力をすべて出し切り、チームの勝利に貢献します。

■陸上・ハードル
高田 裕士選手
荒川区出身

◇競技を始めたきっかけはなんですか?
高校まで野球をしていましたが、肩をけがしてしまいました。中学時代に駅伝で区間賞を取った経験から、「大学でも通用するかもしれない」と考え、大学から陸上競技を始めました。

◇選手になって苦労したことは?
専用のトレーニング施設がないところです。競技場が使えない場合は、道路や坂、階段等でできる範囲で工夫して練習をしています。

◇代表選手になった意気込みを!
荒川区出身なので、東京開催がとても嬉しいです。家族、友人、これまでお世話になった方々に感謝の気持ちを伝えられるように精一杯努力して大会に臨みます。

■卓球
山田 瑞恵選手
荒川区が練習拠点の一つ

◇競技を始めたきっかけはなんですか?
小さいころは水泳とダンスをやっていたのですが、中学に水泳部がなくて…。母と姉が卓球をやっていたので、私もやってみようかなって軽い気持ちで始めました。

◇選手になって苦労したことは?
試合や練習で全く点が入らないとすぐに落ち込んでいました。でも今はそれを笑顔に変えて、成長につなげられるようになりました。

◇代表選手になった意気込みを!
支えてくれたすべての人に感謝を込めて、自分のプレーで恩返しできるよう頑張ります!

■手話で応援(2)
「はくしゅ」
両手を上にあげ、手首を回転させてひらひらと動かします
※詳しくは本紙をご覧ください。

■デフリンピック応援イラストコンテスト受賞者が訪問
ライオンズクラブ国際協会主催のデフリンピック応援イラストコンテスト受賞者の区内小・中学生が、受賞報告のため、滝口区長を訪問しました。

■デフリンピックパネル展
東京2025デフリンピックに関するパネルを展示します。
期間:11月11日(火)~25日(火)
会場:ゆいの森あらかわ2階

問合せ:スポーツ振興課スポーツ事業係
【電話】内線3373