くらし 身近なハチをもっと知ろう

夏になると、ハチの活動が活発になります。
「ハチ」と聞くと怖い虫と思われがちですが、植物の受粉を助けるなど、私たちの生活に役立つ一面を持っています。
今回は、区内でよく見かけるハチの特徴を説明します。
各ハチの生態についての動画を区公式YouTubeチャンネルで公開しています。

▼危険性が低いハチ
○ミツバチ
・体長約1.5cmでおとなしい
・屋根裏や木の空洞など、閉鎖的な場所に巣を作る
・4~6月にかけて、家の外壁や木などに数千~数万匹のミツバチが群がることがあるが、数日で移動する場合が多い
・植物の受粉を手助けして果実の実りをもたらす

○アシナガバチ
・体長約2cmで細長く、おとなしい
・長い後ろ足を垂らして、ゆっくり飛ぶ
・家の軒下やベランダに10cmくらいの傘状で穴がたくさん開いている巣を作る
・近くを飛んでいても手で払ったりしなければ刺してくることはほとんどない
・垣根や樹木の害虫を食べる

○クマバチ
・体長約2cmのずんぐりした体形で、おとなしい
・胸部には黄色くて細い毛が多く生えている
・木や竹に穴を掘って巣を作る
・体と羽音が大きいが、人に攻撃をしない
・花の蜜や花粉を食べ、特に藤の花を好む

▼危険性が高いハチ
○スズメバチ
・体長約3cm程度で攻撃的
・胴体はオレンジと黒のしま模様
・家の軒下やベランダなどに20~30cmでボール状のしま模様の巣を作る

■ハチの巣の撤去について
◇すぐやる課の対応
ご自宅にできたハチの巣は、所有者や管理者ご自身で撤去するのが原則です。
すぐやる課では、ハチの巣の撤去が初めてという方のために、安全な巣の取り方を実践しながら説明したり、生態や適切な対処法などをアドバイスしたりしています。スズメバチについては、危険性が高いため必要に応じて危険回避の処置として巣の撤去などを行っています。
右の二次元コードからハチの巣の撤去に関する動画をご覧になれます。
※二次元コードは本紙参照

担当課:すぐやる課
【電話】03-5654-8448