- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都八王子市
- 広報紙名 : 広報はちおうじ 令和8年2月1日号
「桑都(そうと)」と呼ばれ、養蚕や織物で発展した歴史をもつ八王子。高尾山とのつながりによって過去から現在、そして未来へと、その歴史を紡いでいくストーリー「霊気満山 高尾山 〜人々の祈りが紡ぐ桑都物語〜」は、都内唯一の日本遺産に認定されています。今号では、織物とともに八王子の伝統を支えてきた染物に注目。大学生による染物工場見学のようすを通して、桑都の歴史の中で育まれてきた染物の魅力を紹介します。
◆学生が染物の世界を体験!
レポートしてくれるのは、文化庁の「日本遺産サポーター大学」に登録されている帝京大学の山本悠雅(やまもとゆうが)さん(写真左)と高見沢実幸紀(たかみざわみゆき)さん(右)。2人は中野上町一丁目にある「奥田染工場」を訪れ、染色にも挑戦。染物の奥深さや職人の技術を学びました。
◇STEP(1) 伝統技法を知る
創業から100年以上の歴史を誇る奥田染工場。デザインに応じて作成したメッシュ状の版を使用し、インクを押し出して印刷する「シルクスクリーンプリント」を中心に、現在も一つひとつ手作業で染色をしています。
◇STEP(2) 伝統技法に挑戦
捺染台(なっせんだい)と呼ばれるおよそ25mの鉄板が並ぶ作業場に移動し、道具の使い方や力の入れ方など、染色のコツを職人から教えてもらったら、いよいよ実践。印刷後は乾燥させ、インクを定着させます。
今回は、桑都物語オリジナルブランド「ottary(オッタリー)」の柄をプリント。初挑戦ながら、きれいに染色することができました。
◇体験後記
今回の体験を通して、少しの力加減などで作品の表情が変わる「作る楽しさ」と、シンプルな作業の中にも職人の知恵と技が詰まっている「奥深さ」、その両方の魅力を知ることができました。
◇ご協力いただいたのは…
奥田染工場(中野上町1-12-14【電話】622・2594)〔体験教室も開催中!〕
シルクスクリーンプリントを中心とした、布の染色などを行う。また、織物・染物の技術の継承や魅力発信にも取り組んでいて、体験教室も随時開催。体験教室の申込方法など、詳しくは同工場のホームページ(右の二次元コード(本紙参照))で。
◆職人の技が詰まったアイテムで日常をちょっと豊かに
◇桑都・八王子のオリジナルブランド「ottary(オッタリー)」
「ottary」は、桑都・八王子の伝統を今に伝える人々の営みや、地域に古くから伝わる手仕事を、次代へと大切に受け継いでいきたいという想いから生まれた、桑都・八王子のオリジナルブランド。今回取材にご協力いただいた奥田染工場をはじめ、市内の染物・織物の職人たちが連携しながら、一品一品大切に作り上げています。
※詳細は本紙をご覧ください。
◇市内の3店舗で販売中
・はちまるステーション
旭町1-1 セレオ八王子北館2階
【電話】686・3114
・高尾山スミカ
ケーブルカー高尾山駅前
【電話】661・4151
・802 SKY SHOP(スカイショップ)
八日町2-3 八王子スカイホテル1階
【電話】623・1100
※店舗によって取り扱いのない商品があります。
・「桑都物語」のオンラインショップでも販売(2月2日オープン)
◆イベントで日本遺産の魅力を体感!
◇「はちはく」で木遣(きやり)と八王子車人形に触れる
はちはく(桑都日本遺産センター八王子博物館【電話】622・8939【FAX】627・5919)で、構成文化財に触れる催しを行います。
※各催しとも午後1時から整理券を配布します。
・はちはくで木遣を聴こう!
内容:木遣の詠唱と解説、はしご乗りの技の紹介
日時:2月8日(日) 午後2〜3時
定員:30名(先着順)
・襲名した西川古柳座 若手座員の車人形を見よう!
内容:六代目・西川柳時(にしかわりゅうじ)さんと若手座員による公演
日時:2月15日(日) 午後2〜3時
定員:30名(先着順)
◇文化財見て歩き「八王子城跡を歩く」
学芸員とともに八王子城跡を歩き、遺物に触れながら中世の八王子を学びます。
対象:小学生以上の方(小学生は保護者同伴で)
日時:2月28日(土) 午前9時〜12時30分頃(荒天中止)
集合場所:八王子城跡(解散は同所で。集合時間は当選者ごとに異なります)
定員:60名(抽選)
費用:300円
申し込み:ハガキ、ファックス、メールに「文化財見て歩き」と参加者全員の氏名(ふりがな)・年齢・代表者の住所・電話番号を書いて、2月9日(必着)までに文化財課(〒192-8501【電話】620・7265【FAX】626・8554【メール】[email protected])、または右の二次元コード(本紙参照)で
・Webでも情報発信中!
問合せ:日本遺産推進課
【電話】620・7434【FAX】626・8554
