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- 自治体名 : 東京都八王子市
- 広報紙名 : 広報はちおうじ 令和7年5月15日号
地域の魅力あふれる文化や伝統をストーリーで語る「日本遺産」は今年で創設10周年を迎え、全国で104のストーリーが認定されています。
都内では唯一、八王子の歴史文化を語るストーリー「霊気満山高尾山~人々の祈りが紡ぐ桑都(そうと)物語~」が日本遺産に認定されており、市では「桑都物語」を通じて、歴史文化を活かしたまちづくりを進めています。
絹織物をはじめとする織物産業で発展し、豊かな文化が受け継がれるまち、八王子。物語に触れられる場所を巡り、桑都の魅力を感じてみませんか。詳しくは日本遺産推進課(【電話】620・7434【FAX】626・8554)までお問い合わせください。
(1)八王子芸妓(げいぎ)衆の唄や踊り、八王子車人形の公演などをまちなかで楽しむことができる「桑都テラス」。施設内には飲食や物販などの店舗も。
場所:中町
開館日:火~日曜日の午前10時~
(2)多摩織の伝統工芸士に教わりながら手織りが体験できる「多摩織工芸館」。体験では、約30cm四方のランチョンマットを作ることができます。
※開館日や織物体験については八王子織物工業組合(【電話】624・8800)までお問い合わせください。
場所:八幡町
(3)「桑都日本遺産センター八王子博物館(はちはく)」では、桑都物語の魅力を伝える温かみのある手描きイラストや、子どもから大人まで楽しめる企画展を開催しています。
場所:子安町四丁目
開館日:月~日曜日の午前10時~午後7時(不定休)
(4)幕末から明治中ごろまで、横浜に輸出用生糸を運ぶために利用された「絹の道」。生糸商人・八木下要右衛門(やぎしたようえもん)の屋敷跡に建てられた「絹の道資料館」では、その屋敷の見事な石垣を一部復元するほか、当時の貴重な資料を展示しています。
場所:鑓水
開館日:火~日曜日の午前9時~午後5時(11月~2月は午後4時30分まで)
(5)地場産野菜が集まり、地域の郷土料理を飲食・購入できる施設として、文化庁から食文化ミュージアムに認定された「道の駅 八王子滝山」。桑の葉風味の調味料「桑都ソース」も販売中。
場所:滝山町一丁目
開館日:月~日曜日の午前8時~午後7時
(6)八王子城の歴史や城主・北条氏照(ほうじょううじてる)を映像やパネルで解説するほか、出土品も展示する「八王子城跡ガイダンス施設」。
場所:元八王子町三丁目
開館日:月~日曜日の午前9時~午後5時
◆今が旬!こんなところにも桑都の息吹が
・江戸の情緒をまちに再現するプロジェクト「八王子桑都千景」では、オリジナルのれんや行燈(あんどん)、フラッグなどで甲州街道沿道や八王子花街エリアなどを彩っています。
桑都・八王子の魅力を発信するプロジェクトとして、今後も継続していきます。
・むささびハウス(高尾山口観光案内所)では、日本遺産認定地域を訪れた証である「御周印」を押印しています。また、全国共通の「御周印帳」も販売。詳しくは桑都物語ポータルサイト(右の二次元コード(本紙参照))からご覧ください。
◆Webでも情報発信中!
桑都物語ポータルサイトや公式SNSでも情報を発信しています。詳しくは、日本遺産「桑都物語」推進協議会事務局(日本遺産推進課内)まで。
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