- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県平塚市
- 広報紙名 : 広報ひらつか 令和7年5月第1金曜日号
◆若手団員も活躍中!
男女問わず活躍できる消防団。
入団のきっかけや訓練などの話を若手団員の2人に聞きました。
◇第6分団所属 兼子 桃花さん
・私生活と無理なく両立
「訓練は月に2回、1回当たり2時間程度なので、負担だと思ったことはありません」と話す兼子さん。専門学校3年生の兼子さんは入団2年目です。「父が救急隊員ということもあって、幼い頃から消防に興味がありました」と入団のきっかけを話します。「重い資機材などを扱う訓練もあります。力では男性にかなわない部分もありますが、周りがサポートしてくれるのでやりにくさは感じません」と語ります。「実際の現場で役に立てるよう気を引き締めています。日々の訓練は自然と集中して取り組んでいますね」と続けます。
・感じるつながり
兼子さんは「令和6年の夏に花水小学校で開かれた子ども大会が印象的でした」と振り返ります。訓練用の水が出る消火器で、火を模した的を狙うブースを開きました。「大盛況で、何度も並んで楽しむ子どもを見てうれしくなりました」とにっこり。他分団の女性団員と関わる機会もあり、訓練のコツなどの情報交換もしているそう。「女性も活躍できる環境です。皆さんの入団を心待ちにしています」。
◇第6分団所属 内田 亘紀さん
・全く新しい経験
消火栓のマンホールを開けホースをつなげて放水したり、チェーンソーなどの資機材を使ってモノを切断したり。「訓練は、日常生活では体験できないことばかりです。毎回新しい刺激を受けています」と目を輝かせる内田さんは、大学4年生で入団1年目。「消防団員として活動することで、知識や経験が将来に生かせると考え入団しました」。
・意識の変化
元々消防の活動に興味があり、防災意識の高かった内田さん。消防団に入ってからは、さらに周囲に目が向くようになったと言います。「街中を歩いていても、消火栓や自動体外式除細動器(AED)の設置場所に気付くことが増えましたし、今ここで人が倒れてしまったらどう助けられるかなどを考えるようになりました」と、意識の変化を頼もしく語ります。テレビで流れる災害や事故などのニュースを見た時も、遠い人ごとではなく、身近な自分ごととして捉えるようになったそうです。「一日でも早く、一人前の消防団員になりたいです」と今後の目標を笑顔で話します。
◆消防団員募集中!
消防団員として一緒に活動しませんか。活動に必要なヘルメットや防火服などは貸与します。活動中にけがをした場合には、公務災害補償の制度もあります。消防団員には一定の報酬の他、災害や訓練などに出勤した時は手当ても支給されます。原則、居住する地域の分団で活動します。
対象:市内在住・在勤で、入団時に18~54歳の方
応募:電話で、消防救急課【電話】21-9729へ。(e)(右の2次元コード)でも申し込めます
問い合わせ:消防救急課
【電話】21-9729