文化 茅ヶ崎ゆかりの人物館・開高健記念館で企画展

隣り合う2館で、茅ヶ崎ゆかりの人物の魅力に迫ります。

■茅ヶ崎ゆかりの人物館
▽十四世名人 木村義雄展 盤を超えた茅ヶ崎のくらし
大正から昭和にかけて将棋界に大きな功績を残した棋士・木村義雄。将棋のタイトル戦が終身名人制から実力名人制となった初代名人(十四世名人)で、将棋界のみならず、作家や芸能関係者など幅広い人脈を持っていました。
その輝かしい功績や茅ヶ崎とのつながりを、ゆかりの品々とともに紹介します。
[6面に関連イベント掲載]

■開高健記念館
▽開高健 ベトナムとの「訣別」自選短篇集『歩く影たち』
作家・開高健はベトナム戦争に従軍し、その経験は作家人生に大きな影響を与えました。300万人以上の南北ベトナム人と5万8000人のアメリカ兵が亡くなったベトナム戦争が終わったのは1975年。開高健はベトナム戦争のトラウマを振り払うかのように、釣りに熱中していきます。1979年に出版された「歩く影たち」は、ベトナムとの「訣別」を鮮明にするための自選短篇集でした。
本企画展では、開高健がベトナムに抱いていた思いを数々の資料からひもときます。

■企画展
期間:6/7(土)~9/28(日)の金・土・日曜日、祝日
時間:10時~18時(入館17時30分まで)
場所:東海岸南6-6-64(コミュニティバス「開高健記念館」下車すぐ)
料金:200円、2館共通券300円。高校生以下、18歳未満無料

問合せ:文化推進課
【電話】81-7148