健康 健やかえびな

■脳卒中~気づいたらすぐに行動を~
海老名総合病院 小林智範

脳卒中とは、脳の血管が「詰まる」または「破れる」ことで、脳の一部に血液が届かなくなり、脳の細胞が傷つく病気の総称です。
代表的なものに、脳梗塞(血管が詰まる)、脳出血(血管が破れる)、くも膜下出血(脳の表面の血管、動脈瘤(りゅう)が破れる)があります。発症から治療までの時間が命や後遺症を左右します。
代表的な症状は「顔の片側がゆがむ」「片方の手足に力が入らない」「言葉が出にくい・ろれつが回らない」といったものです。これらを見分ける簡単な方法として「FAST」という言葉があります。F(Face)顔のゆがみ、A(Arm)腕のまひ、S(Speech)言葉の異常、T(Time)時間=すぐに救急要請です。
症状が一時的におさまっても油断は禁物。脳卒中の前触れであることもあります。できるだけ早く救急病院を受診してください。
早期の治療が、命と生活の質を守る第一歩となります。

このコーナーは、海老名市医師会が健康をテーマにした情報を提供します。次回は4月15日号に掲載予定。