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■女子野球チームの県央ガールズが県大会を制覇
「できたという喜びを感じてもらいたい。できたことを褒め、言葉で伝えることを大切にしています」と近藤竜之亮監督は語る。座間市野球協会関係者からの推薦があり、県央ガールズ監督に就任。今年チームを県大会優勝に導いた。
県央ガールズは座間市・大和市・海老名市・綾瀬市の少年野球に所属する女子児童で結成される6年生のチーム。座間市から参加する4人の選手は、全員が兄妹の影響で野球を始めた。近藤監督は、チームの強さの秘訣について「何よりもチームワークが一番大切です。選手は5年生の頃から同じチーム(県央シスターズ)でプレーしていて既に絆ができていました。前監督がチームをまとめ、女性コーチのサポートもありました」。
県大会では、選手が各場面で見せ場をつくり、見事に優勝。辻さんは、守備が得意で、外野や内野をこなす万能な選手。矢田さんは、ピッチャーでコントロールが良く、試合の形をつくってくれる頼れる存在。岩月さんは、明るいムードメーカー。バッティング技術も高く、ここ一番での代打で活躍。主にキャッチャーとしてチームをまとめる増田さんは、バッティング、走塁もチーム随一。そんな彼女たちから「練習後のおやつの時間が楽しみ」と笑みがこぼれる瞬間も。
今後の大会に向けて「周りのチームのレベルが上がってくると思うので、県大会でやったことを引き継ぎながら優勝を目指して頑張っていきます」と意気込みを語りました。
※増田さんが選ばれた神奈川県選抜(ヤマユリ)はNPBガールズトーナメント(全国大会)で準優勝、4選手が参加したエネワンカップ(関東大会)では3位の成績を収めました。