くらし 【特集】令和6年度 決算
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- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県二宮町
- 広報紙名 : 広報にのみや 令和7年11月号
決算は、皆さんが納めた税金や国・県からの補助金などがいくら入ってきて、どのように使われたのかをまとめたものです。
令和6年度の一般会計、特別会計、企業会計の決算が9月の町議会定例会で認定されましたので、お知らせします。
■一般会計〔福祉や教育、道路整備などを行うための基本的な経費の会計〕

※グラフ内の数値は区分ごとに万円未満を四捨五入しているため、合計値が一致しない場合があります。
◇決算の概要
一般会計の歳入が105億2,078万円、歳出が101億2,998万円となり、歳入歳出の差引である形式収支は、3億9,080万円の黒字となりました。また、形式収支から翌年度に繰り越すべき財源を差し引いた実質収支でも3億7,058万円の黒字となりました。
令和6年度は、消防庁舎の大規模改修工事に着手し、富士見が丘二丁目会館(旧富士見が丘公会堂)の建設、中里会館(旧中里老人憩の家)などの耐震等改修工事を実施したほか、新庁舎建設用地として、果樹公園用地を神奈川県から購入しました。
また、高齢者などに対するごみの戸別収集の試行や移動支援策の拡充に取り組むとともに、気候変動に対応するための小中学校空調設備整備事業や物価高騰対策としての中学生給食費完全無償化などを実施しました。
■特別会計、企業会計〔特定の事業を行うために一般会計と区分して処理する会計〕

※資本的収⽀の不⾜分は、留保資⾦などで補てんしています。
詳細は町ホームページをご確認ください。
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問合せ:財務課財務契約班
【電話】71-3314
■決算審査意見書
令和6年度一般会計および特別会計の歳入歳出決算、基金運用状況、下水道事業などの審査を監査委員へ依頼し、次のとおり意見書が提出されました。
◇審査の結果
令和6年度の一般会計および3つの特別会計の歳入歳出決算、基金運用状況および下水道事業は、各会計とも計数・諸帳簿・証書類など、適正と認められました。
歳入は、定額減税により町税の収入が減りましたが、各種交付金や地方交付税が増えたことにより、前年度と比較して増収となりました。
歳出は、消防庁舎をはじめ公共施設関連工事で多額の支出がありました。また、少子高齢化、世界情勢の変化による各種経費の高騰、自然災害対応などにより、前年度と比較して歳出は増となりました。
◇今後に向けて
新庁舎建設やラディアンの大規模改修が予定されているが、町民の利便性や災害時の防災機能向上のため、計画どおりに進むことを見守りたい。
職員一人一人が厳しい財政状況を認識し、最少の経費で最大の効果を上げられるよう、努めていただきたい。
問合せ:監査委員事務局
【電話】75-9279
