- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県箱根町
- 広報紙名 : 広報はこね 令和7年6月号
■高齢者のための福祉
町では、高齢者の生活を支援するために次のようなさまざまなサービスを展開していますのでその一例を紹介します。
◇緊急通報システムの貸し出し
近隣に親族のいない暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯で見守りが必要な方に、緊急通報システムを無料で貸し出します。
◇認知症等行方不明SOSネットワークへの登録とGPSの貸し出し
認知症が原因で所在不明となった際にいち早く家族のもとに帰れるよう、町に事前登録することができます。また、登録者には、希望によりGPS位置情報検索機器を貸し出します。
◇後付け自動車急発進抑制装置等の設置費補助
高齢者が使用者となっている自家用自動車に、後付け自動車急発進抑制装置等の購入費・取付工賃のうち10万円を限度に補助します。
◇配食サービス
ひとり暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯で見守りが必要な方に、お弁当を届けます。
(月・水・金曜日、1食360円)
◇ごみ出し支援サービス
要支援・要介護のゴミ出しが困難なひとり暮らしの高齢者などにゴミ出し支援サービスを行います。
ごみ出し支援サービスはボランティアの方も募集しております。
◇箱根町老人クラブ連合会の愛称が決定しました!
「箱根いきいきクラブ」
高齢者が地域でいきいきと活動し、交流を深めて夢と未来を創造していく老人クラブをイメージしています。
※入会を希望する方は福祉課まで問い合わせください。
これらのサービスを受けるのには諸条件がありますので、箱根町地域包括支援センター(【電話】85-3002)または、福祉課高齢福祉係(【電話】85-7790)まで、気軽にご相談ください。その他、皆さまのさまざまなお困りごとの相談もお待ちしています。
■障がい者のための福祉
障がい者の方、難病の方、発達などが気になるお子さんのための制度を紹介します。
◇日常生活用具の給付
ストーマ装具や入浴補助用具など日常生活に必要な用具を給付します。
[New]今年から、人工呼吸器に使用する外部電源、バッテリーが支給対象になりました。
◇補装具費の支給
車椅子や補聴器など、身体の機能を補う用具などの購入や修理、貸与費用を支給します。
◇障害福祉サービス
障害者手帳をお持ちの方や難病の方に、ヘルパーの利用やグループホームへの入居、就労へ向けた訓練など、必要なサービスを提供します。利用には職員による調査を行う場合があり、利用するまでに時間がかかることがあります。
◇重度障がい者への医療費の助成
重度の障がいがある方の保険診療の自己負担額を助成します。
◇自立支援医療(精神通院)
通院による精神医療を継続的に必要とされる方の医療費の一部を負担します。
◇地域訓練会(なでしこ教室)
言葉や体の発達の遅れが心配、友達と上手に遊べないなどで悩んでいる保護者の方とそのお子さんを対象に、相談や訓練を行います。
◇福祉タクシー利用券・自動車燃料費助成券の交付
通院や日常生活で利用するタクシーの運賃または自動車燃料費を助成する券を交付します。
[New]今年から、身体障害者手帳3級で体幹・下肢に障がいがある方まで対象が拡大されました。
◇児童言語訓練会(ことばの教室)
耳の聞こえや発音が気になるなどの症状が継続的にみられていて、お子さんの言葉のことで悩んでいる保護者の方は、相談してください。
◇総合的な支援を行う相談窓口
障がい者やその家族の方の生活、障害福祉サービスの利用など、いろいろな相談を町が委託している相談員が対応します。
また、月1回、役場またはさくら館で福祉相談会を開催します。日程は問い合わせてください。
委託事業所:おだわら障がい者総合相談支援センター クローバー
(小田原市久野115-2 おだわら総合医療福祉会館1階)
【電話】0465-35-5258
受け付け時間:月~土曜日9時15分~16時30分
◇注意
※障がい者が利用できる制度は、障がいの種類や手帳の等級によって異なります。
※障害福祉サービスに相当する介護保険サービスがある場合は、原則介護保険が優先されますので注意してください。
《自分や身の回りの人が障害者手帳の対象になるか知りたい》
まずは、専門の医師がいる医療機関に相談してください。
障害者手帳の申請方法は、手帳の種類によって異なりますので問い合わせてください。
照会先:福祉課
【電話】85-7790