- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県愛川町
- 広報紙名 : 広報あいかわ 令和7年11月1日号
今や、子どもから大人まで幅広い世代の方が使用するスマートフォン(スマホ)ですが、使い過ぎは健康に影響を及ぼすため、どの年代の方も注意が必要です。
・目への影響
スマホの長時間使用は、視力の低下や眼精疲労などを引き起こす可能性があります。目の筋肉が疲れて、ピント調整がうまくできなくなる「スマホ老眼」の症状は、10~30代でも増えています。
・姿勢や首・肩への影響
うつむくような姿勢で長時間スマホを見ていると、首の筋肉や背骨に負荷がかかり、首や肩の痛みや凝り、さらには頭痛、めまい、吐き気などの症状を引き起こします。
・睡眠への影響
寝る前にブルーライトを浴びると睡眠の質が低下します。睡眠不足や質の悪い睡眠は、免疫力や集中力・注意力の低下などにもつながります。
・脳への影響
スマホの使い過ぎが習慣化すると、情報過多による脳疲労の状態に陥り、物忘れや思考力・判断力・学力の低下のほか、感情がうまくコントロールできないなどの症状もみられます。
◆健康的にスマホを使用するために
・長時間使用せず、休憩を入れて、遠くを見たり、まばたきをしたりする。
・正しい姿勢を心掛け、目と画面は30cm以上離し、目の高さで見るようにする。
・長時間同じ姿勢を取らないようにし、首や肩のストレッチをする。
・寝る1時間前からスマホの使用をやめる。
・時々スマホから離れ、ぼんやりして脳を休める時間を作る。
・「時間を決めて使用する」「使用時間を減らす」など、スマホの使い方を工夫する。
