イベント 爽快!潮風を浴びて マリンイベントを楽しもう!!

新潟市は民間団体と協力し、皆さんにとって「身近な漁港」を目指してさまざまな取り組みを進めています。漁港に行って新潟の海の豊かさを感じてみませんか。

◆水産業を支える漁港
漁港は、水揚げされた水産物の流通や販売など、私たちの食卓に海産物を届けるための役割を担っています。新川漁港は、漁業者の高齢化や水揚げ量の減少による課題を解決し、「誰にでも親しまれる漁港」を目指して、水産資源を活かした漁港ならではのイベントの開催など、漁港の活性化と施設の有効活用に向けて取り組んでいます。
-新川漁港活性化協議会 髙橋 智恵(ともえ)さん

▽新潟市には4つの漁港があります
松浜漁港
新川漁港
巻漁港
間瀬漁港
新潟市

◆新川漁港のいま・むかし
内野駅から新川沿いを下流に約2km進むと新川漁港です。昭和30年代前半までは、春のイワシ網漁、秋のサケ網漁が盛んでした。その後、漁船の機械化により定置網漁業や底引き網漁業が主な漁法となりましたが、現在は刺し網・タコ箱・かご漁業が主体で、マアジ、ミズダコ、バイ貝、タイ類などが取れます。

◆新川漁港で楽しめる イベント・食 PICK UP(ピックアップ)

▽夏の思い出づくりに 地引網体験 7/19(土)
沖合に仕掛けた大きな網を、浜から引き揚げて魚を取ります。
時間:6時~12時
場所:五十嵐浜(西区五十嵐2)
定員:500人
料金:小学生以上500円
申し込み:7月7日(月)までに新潟市ホームページから申し込み
問い合わせ:新川漁港活性化協議会(【電話】090-7799-3974)

[主催者インタビュー]
昨年、親子連れなど総勢300人が参加して大盛況だった地引網体験を今年も開催します。このイベントは、新川漁港の伝統漁法「地引網」を伝承したい、という地元漁師さんの思いから始まりました。漁師さんに教えてもらいながら、仕掛けた網をみんなで力を合わせて引き上げます。網にかかった魚の観察を通して、海の現状や環境問題を知ることができ、こどもたちにとって良い食育体験にもなります。
釣りやマリンスポーツを体験できるイベントもあります。ぜひ遊びに来てください。
多くの人に楽しんでもらえればうれしいです。
夏休みの自由研究にも!

○海を遊び尽くそう!! 同時開催の体験型イベント
※要地引網体験参加費

『番屋汁の振る舞い』
魚介類を豪快に煮込んだ、魚介の旨味がたっぷり味わえるみそ汁を振る舞います。

『ヒラメの放流』
水産資源を増やすために行う稚魚の放流を体験できます。

『釣り体験』
講師に教えてもらいながら、気軽に海釣りにチャレンジできます。
時間:8時~12時
対象:5歳以上
料金:1グループ500円

『海洋レクリエーション(SUP(サップ)、パドラーボートなど)』
初めてチャレンジする人でもインストラクターに教えてもらえるので、安心して海上散歩を楽しめます。
時間:8時~12時
対象:5歳以上
料金:500円

『ステージイベント・縁日』
親子で楽しめるマジックショーなどのステージイベントや縁日があります。
時間:9時~12時
料金:縁日100円~500円

▽日本海の夜空を彩る 日本海ゆうひ花火 9/6(土)
全国的にも珍しい漁港での打ち上げ花火です。
時間:19時半~20時半
場所:新川漁港
※シャトルバスの運行あり。詳しくは同花火実行委員会ホームページに掲載
問い合わせ:同実行委員会(【電話】080-7141-8178)

◆魚を食べよう
内野駅前には、新川漁港で水揚げされた新鮮な魚を扱うスーパーや飲食店があります。ぜひ味わってみてください。漁師さんにとって、苦労して取った旬の魚をおいしく食べてもらえることが何よりの励みにもなります。魚を食べて漁業を応援しましょう。
1月~3月頃に茹でたてのミズダコを道端でつるし売りしているのが、新川漁港の冬の風物詩です。ミズダコは柔らかくて甘みがあり、とってもおいしいです。早朝からお客さんが並び、早くに売り切れることも多いんですよ。

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問い合わせ:農村整備・水産振興課
(【電話】025-226-1849)