- 発行日 :
- 自治体名 : 新潟県小千谷市
- 広報紙名 : 広報おぢや 2026年2月号
フレイルは社会全体の病です。老若男女全ての市民の健康と幸せ無くして防げません。このコーナーでは、健康に役立つ情報を幅広くお届けします。
■小千谷の“元気な暮らし”を支える総合事業 フレイル予防へ、市と病院の力をひとつに
JA新潟厚生連小千谷総合病院
内科医師 小幡裕明さん
運動習慣が身体機能や健康の維持・向上に役立つことは、みなさんもよくご存じのことと思います。しかし、日々の生活の中で“自主的に運動を続ける”ことは、簡単なようでいて実際にはなかなか難しいものです。
みなさんは「介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)」をご存じでしょうか。総合事業とは、高齢の方が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、自治体が中心となり実施している介護予防の取組です。小千谷市では、この総合事業の一環として「体しゃっきり教室」や「アクアチャレンジ教室」といった、運動を取り入れた介護予防教室を実施しています。対象は、市内に住む65歳以上の方で、簡単な質問票の結果により利用が可能となる介護予防サービスです。
小千谷総合病院では「体しゃっきり教室」を担当しており、週1回・約2時間、3か月間(全11回)にわたり実施しています。理学療法士が専門的に運動指導を行い、健康維持に関するミニ講話も行います。体脂肪率・骨格筋量・運動機能の測定を取り入れた“科学的なトレーニング”が特徴で、「姿勢が良くなった」「自分の体力に合わせて無理なく続けられた」といった参加者の声が寄せられています。さらに教室終了後も、週2回以上の運動習慣を継続している方が8割を超えるという、大変心強い結果も得られています。日常生活の中でも取り組める運動が多く、初めての方でも安心して参加できるプログラムです。
市の福祉課では、特に75歳以上の方のフレイル予防に力を入れており、毎年5月に対象の方へ質問票をお送りして、こうした取組への参加を呼びかけています。自治体と地域の病院が連携し、市民のみなさんの「元気づくり」を応援する取組です。できるところから一緒に、フレイル予防を始めてみませんか。
問い合わせ:健康・子育て応援課健康増進係
【電話】83-3640
